\ 「5」と「0」が付く日は最大20%OFFクーポン /
【2025】にわか祭特集|花火・見どころ・歴史を解説【能登町鵜川】

石川県能登町鵜川に古くから伝わる勇壮な漁師の祭礼「にわか祭」。この記事では、2025年の開催情報から、祭りの魂である「にわか」の歴史、そして夜空を彩る花火まで、その魅力を余すことなくお届けします。
【2025】 にわか祭 の開催概要(日程・場所・時間など)
2025年の「にわか祭」は、能登半島地震の影響を乗り越え、規模を縮小して開催される予定です。地域の人々の復興への願いが込められた、特別な年となりそうです。
開催日 | 2025年8月23日(土)※毎年8月第4土曜日 |
開催時間 | 20:30頃~翌3:00頃 |
開催場所 | 能登町鵜川地区全域(見卸しの浜、海瀬神社ほか) |
住所 | 石川県鳳珠郡能登町鵜川 |
打ち上げ数 | ー |
見どころ | 高さ約7mの巨大な奉燈「にわか」9基の巡行、見卸しの浜で打ち上げられる花火、海瀬神社境内での深夜の乱舞 |
アクセス | 能越自動車道 のと里山空港IC から車で約40分 |
駐車場 | 能登半島地震の影響により、臨時駐車場はありません。 |
観覧 | 無料 |
備考 | 2025年は能登半島地震の影響により、規模を縮小して開催されます。運行スケジュールは例年の目安であり、状況により変更になる場合があります。 |
公式・関連サイト | 能登町観光ガイド 能登町役場公式サイト |
お問い合わせ | 能登町ふるさと振興課(0768-62-8526) |
にわか祭 最大の見どころ(勇壮な奉燈乱舞と夜空を彩る花火)
にわか祭の魅力は、なんといってもその勇壮さと幻想的な雰囲気にあります。見どころをしっかり押さえて、お祭りを満喫しましょう。
高さ7m!武者絵が描かれた大奉燈「にわか」
祭りの主役は、高さ約7メートル、幅約5.4メートルにもなる巨大な奉燈「にわか」です。 凛々しい武者絵が描かれた9基のにわかが、太鼓や笛の囃子とともに町を練り歩く姿は圧巻の一言。この武者絵には、豊漁と海上安全への切実な願いが込められています。
【日本のお祭り】<石川>
— MIRAI~ちょっと先のミライを探しに (@kizunamirai_com) August 24, 2018
高さ約7m、幅約5.4mの「にわか」と呼ばれる大奉燈に注目!
「にわか祭」 8/25・26
<鳳珠郡能登町鵜川>https://t.co/HSFwu5rE8n pic.twitter.com/CGunqhkuc9
見卸しの浜を彩る打ち上げ花火
夜8時半頃、見卸しの浜に集結した9基のにわかの頭上で、盛大に花火が打ち上げられます。 幻想的にライトアップされたにわかと、夜空を焦がす大輪の花火のコントラストは、訪れた人々を魅了する絶景です。
鵜川にわか祭協賛の北陸中日花火大会が26日夜、能登町の鵜川漁港一帯であり、武者絵を描いた奉灯「にわか」と大輪の花火の競演が、夏の終わりの夜空を彩りました。暑さは続きますが、8月末になり夏祭りシーズンは終盤に。9月に入ると、各地で秋祭りが行われます pic.twitter.com/TwKaCTNg59
— 北陸中日新聞 七尾支局 (@nanao_chu_) August 28, 2023
深夜まで続く熱狂!海瀬神社での勇壮な乱舞
花火が終わると、にわかは海瀬神社を目指して出発します。深夜0時頃に宮入りし、そこからが祭りのクライマックス。午前3時頃まで、境内をところ狭しと激しく乱舞し、祭りの熱気は最高潮に達します。
鵜川大橋から見る幻想的な光景
深夜23時頃、にわかが鵜川大橋を渡る際には、その灯りが川面に映り込み、非常に幻想的な光景が広がります。 写真好きにはたまらない、絶好の撮影ポイントです。
会場へのアクセス・駐車場・交通規制
公共交通機関でのアクセス
のと鉄道・穴水駅から北鉄奥能登バス「穴水宇出津線」で『鵜川駅前』で下車するのが便利です。 ただし、祭りの終了が深夜になるため、帰りの交通手段は事前に確認しておく必要があります。
車でのアクセス
のと里山海道「のと里山空港IC」から車で約40分です。当日は会場周辺で交通規制(18:00頃から車両通行止め)が行われるため、早めの到着を心がけましょう。
駐車場について
2025年は能登半島地震の影響により、臨時駐車場は設けられていません。 公共交通機関の利用を検討するか、周辺の状況を事前に確認してください。
花火の有料席チケット情報と無料穴場スポット
にわか祭の花火に、有料観覧席の情報は特にありません。主な観覧場所は、にわかが集結する「見卸しの浜」となります。花火をバックににわかを撮影したい場合は、少し離れた場所から狙うのがおすすめです。
おすすめ屋台グルメと出店エリア
例年、祭りの中心地である菅原神社周辺には露店が立ち並び、お祭りの雰囲気を盛り上げます。地元の食材を使ったグルメなどに出会えるかもしれません。ただし、2025年は規模縮小のため、出店状況は例年と異なる可能性があります。
訪れた人のリアルな声!口コミ・評判レビュー
実際に訪れた人たちは、どのように感じたのでしょうか?
インターネットのSNSや旅行サイトに書き込まれた、リアルな声を集めてみました。
「花火×にわか」を1枚に収めるなら“菅原神社の鳥居前”。
現地レポでは、鳥居付近から花火とにわかを重ねて撮れたとの記述。合図後に実際の打ち上げが20:45頃からだった年もあり、早めの場所取りが安心です。
出典: きまっし金沢の雑記帖(現地レポ・2009/8/30)
23時前後の“鵜川大橋”は必見。動線を塞がない立ち位置で。
過去レポでは23:10〜23:30頃に橋を渡る様子が記録。2019年のイベント案内でも「23:00〜0:00頃 川面に浮かぶ武者絵」と明記。欄干周辺は混みやすいので、歩道の端で鑑賞・撮影するのが無難です。
出典: きまっし金沢の雑記帖(見学記) / 金沢日和(イベント案内・2019)
海瀬神社の乱舞は“至近距離”。三脚は低め、機材は体側に。
境内ではキリコ(にわか)が大きく旋回し、油断するとぶつかりそうになるとの現地記述。低めの三脚+折りたたみ椅子で安全に撮れたという経験談が参考になります。
出典: きまっし金沢の雑記帖(現地レポ)
深夜帰路は“計画勝ち”。車中泊や道の駅活用、県道37号は夜間注意。
終演は明け方。現地レポでは道の駅「桜峠」なら24時間トイレ&無線LANが使えたとの報告。最短の県道37号は狭区間があり、夜間は慣れない人に不向きとの注意書きも。
出典: きまっし金沢:にわか祭の交通・駐車・宿・食事
食事・買い出しは“穴水で先に”。鵜川は夜営業が少なめ。
鵜川周辺は夜に食事できる店が限られるため、穴水で夕食・朝食の買い出しを済ませるのが無難。町内では「江川ストア」が当日遅くまで開いていた年も。
出典: きまっし金沢:にわか祭の交通・駐車・宿・食事 / きまっし金沢の雑記帖(現地レポ)
復旧途上の“足元・タイヤ”に注意。釘でパンクの実例も。
2024年の現地ブログでは、瓦礫の釘を踏んでタイヤがパンクしたとの記録。垂れ下がる電線を避けて進む場面もあり、歩行時はライト・厚底シューズ、車はスペア・修理キット準備が安心です。
出典: 万年NAのバイク日記(2024/9/18) / 万年NAのバイク日記(2024/9/21)
遠方からでも安心!会場周辺のおすすめホテル
祭りは深夜まで続くため、遠方からお越しの方は宿泊するのが安心です。会場周辺の宿泊施設を紹介します。(※2025年の能登半島地震の影響により、営業状況が変更されている場合があります。必ず事前に各施設へお問い合わせください。)
民宿うかわ: 会場である鵜川地区にあり、アクセス抜群の宿です。地元の新鮮な海の幸を活かした料理が自慢で、アットホームなもてなしが魅力です。
民宿ふらっと: 能登町矢波にある、能登イタリアンと発酵食が楽しめるユニークな宿です。
縄文温泉の宿 真脇ポーレポーレ: 少し足を延ばしますが、縄文遺跡に隣接し、温泉も楽しめるリゾート感あふれる宿泊施設です。
にわか祭 と巡る!おすすめ周辺観光モデルコース

お祭りの前に、能登町の美しい自然や文化に触れてみませんか?
- 九十九湾(つくもわん): リアス式海岸が織りなす美しい入り江で、遊覧船も楽しめます。穏やかな海と緑のコントラストが美しい景勝地です。
- 恋路海岸: 悲しい恋の伝説が残るロマンチックな海岸。美しい夕日が見られることでも知られています。
- イカの駅つくモール: 新鮮なイカ料理が味わえるほか、巨大なイカのモニュメント「イカキング」は絶好の写真スポットです。
お祭り当日の持ち物・服装ガイド
夜の野外イベントを快適に楽しむために、以下の持ち物をおすすめします。
- 羽織るもの: 夏の夜は冷え込むことがあるため、長袖のシャツやパーカーなどがあると安心です。
- 歩きやすい靴: 会場内は広く、夜道を歩くため、スニーカーなどがおすすめです。
- 虫除けスプレー: 自然豊かな場所なので、虫刺され対策は万全に。
- モバイルバッテリー: 写真や動画の撮影でスマートフォンの電池が消耗しやすいため、持っていると安心です。
- レジャーシート: 花火を見る際に、地面に座ってゆっくり観覧できます。
にわか祭 の歴史と由来
にわか祭の歴史は、約400年前の寛永年間に遡ります。当時、不漁や海難事故に苦しんでいた鵜川の漁師たちが、海の女神である市杵島姫命(弁財天)を祀る海瀬神社に豊漁と海上安全を祈願したのが始まりです。 [5, 27] 行燈に勇壮な武者の絵を描いて威勢よく担ぎ、神様を慰めたと伝えられています。
「にわか」というユニークな名前は、江戸時代に加賀藩13代藩主・前田斉泰公が能登を訪れた際、旅情を慰めるために袖キリコを”にわか作り”で急いで組み立てて披露したことに由来すると言われています。
よくある質問(Q&A)

「にわか」とは何ですか?
「にわか」とは、にわか祭で使われる高さ約7m、幅約5.4mの巨大な武者絵が描かれた奉燈(ほうとう・キリコ)のことです。 他の地域のキリコと異なり、神輿のお供ではなく、御幣を使って神様を乗せているのが特徴です。
雨天の場合はどうなりますか?
小雨の場合は決行されることが多いですが、荒天の場合は中止や順延となる可能性があります。当日の開催状況については、公式サイトやお問い合わせ先にご確認ください。
祭りは何時頃まで続きますか?
見どころの一つである海瀬神社での乱舞は、深夜0時半頃から始まり、明け方の3時頃まで続きます。 非常に長い時間行われる、エネルギーあふれるお祭りです。
周辺のスポット
グルメスポット | グルメスポットはこちら |
---|---|
遊び・体験 | 遊び・体験スポットはこちら |
車で移動 | レンタカーはこちら |
周辺宿泊先 | 宿泊先はこちら |
お住まいのエリアで開催されるお祭りの情報や、当メディアの新着記事をいち早くお知らせします。 「行ってみたい!」と思っていたお祭りの情報を逃す心配もありません。
ぜひ、下のリンクから友だち登録をして、お祭り情報収集にお役立てください!
まとめ
能登の漁師たちの祈りから始まった「にわか祭」。勇壮な奉燈乱舞と夜空を彩る花火は、一度見たら忘れられない感動を与えてくれます。2025年は、復興への願いが込められた特別な年。ぜひ現地を訪れ、その熱気と幻想的な雰囲気を肌で感じてみてください。
