関門海峡の夜空を彩る「関門海峡花火大会2025」は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区が合同で開催する、日本でも珍しい“海をはさんだ花火大会”です。
門司側・下関側それぞれに観覧席があり、迫力ある花火を目の前で楽しめる有料席や、気軽に楽しめる協賛エリアなど、目的に合わせた楽しみ方ができます。
この記事では、初めて参加する方でも安心して楽しめるように、門司側・下関側それぞれの会場情報、有料席の種類と選び方、アクセス、混雑回避のコツまで、公式情報をもとに丁寧に解説します。迷わずベストな場所で花火を楽しむための完全ガイドです。
- 2025年の開催日・打上げ時間・アクセス情報
- 門司側と下関側の有料席の種類と料金
- 家族・カップルで楽しめるおすすめ観覧エリア
- 混雑回避とスムーズな帰り方のコツ
- アクセス方法・交通規制・持ち物の注意点

2025年の関門海峡花火大会はいつ?打ち上げ時間や規模を解説
開催日 | 2025年8月13日(水) |
---|---|
スケジュール | 19:35 開会式(門司側)/19:45 ドローンショー/20:00〜20:50 花火打上げ |
打上げ発数 | 約18,000発(門司側 約7,500発/下関側 約10,500発) |
会場(門司側) | 門司港レトロ〜西海岸・旧門司・和布刈地区 |
会場(下関側) | あるかぽーと、唐戸市場前、カモンワーフ周辺 |
有料席(門司側) | 桟敷席・芝生プレミア椅子席・テーブル席・協賛イス席など(1,000円〜) |
有料席(下関側) | 自由席 2,000円〜、指定席 最大VIP30万円、チャリティエリアあり |
チケット相互利用 | 門司・下関で共通利用不可(片方のみ有効) |
アクセス | 門司側:JR門司港駅から徒歩/下関側:JR下関駅→徒歩やバス(会場により異なる) |
雨天時 | 雨天決行・強風中止、当日15時に判断(門司公式) |
公式サイト | 門司側/下関側 |
開催日・打上げ時間・発数
開催日:2025年8月13日(水)に開催されます。門司と下関、両岸で同時開催される全国的にも珍しい花火大会です。
打上げ時間:公式発表によると、門司側では19:35から開会式、19:45にドローンショー、そして20:00〜20:50に花火が打ち上げられます(※下関公式情報に準拠)。
打上げ発数:花火の総数は約18,000発です。内訳は門司側が約7,500発、下関側が約10,500発で、両岸から交互に打ち上げられる大迫力の演出が見どころです。
特に音楽に合わせて打ち上がる「音楽花火」や、海に反射する水中花火、スターマインなど、多彩なプログラムが用意されています。
会場エリア(門司/下関)と開場時間
関門海峡花火大会は、福岡県北九州市門司区と山口県下関市の両岸で同時開催されます。どちらの会場にも特徴があり、観覧スタイルや混雑具合が異なります。
門司側の主会場:門司港レトロ、西海岸、旧門司、和布刈地区の海沿い。
最寄り駅はJR門司港駅で、17:00〜交通規制が始まるため、それまでの到着が推奨されています。
門司側の開場時間:協賛席エリアは17:00に開場予定です。公式では門司港駅に17:00〜18:00到着を目安にと呼びかけられています。
下関側の主会場:岬之町埠頭、あるかぽーと、カモンワーフ、唐戸市場前など。
下関側の開場時間:
・スポンサー・前売り席:15:00開場
・岬之町埠頭・あるかぽーと:16:00開場
・カモンワーフ・唐戸市場前:17:00開場
両岸ともに早めの現地入りが混雑回避のポイントです。とくに門司側は駅から会場までの距離が近いため、夕方は人の流れが集中します。
雨天・荒天時の対応/中止発表の確認先
関門海峡花火大会2025は雨天決行です。ただし、強風・台風・災害・緊急事態宣言などが発令された場合は中止
門司側の公式発表では、当日の午後15時までに最終判断が行われると明記されています。下関側についても基本的に同様の判断基準です。
中止情報の確認先:
・門司側公式サイト
・下関側公式サイト
・各種SNSや地域のFMラジオ放送なども参考になります。
なお、協賛チケットは中止時も返金不可です(公式記載あり)。チケット購入時はその点を確認した上で判断してください。
チケットは門司と下関で相互利用不可
関門海峡花火大会は、福岡県(門司側)と山口県(下関側)で別々に主催されています。そのため、門司で購入したチケットでは下関側に入場できませんし、その逆も同様です。
公式にも「チケットに互換性はない」と明記されており、両岸での移動や観覧エリアの共有はできません。どちらの会場で観覧するか、あらかじめ決めておく必要があります。
門司側・下関側で花火の打ち上げスタイルや演出にも違いがあるため、事前にそれぞれの会場情報を確認してからチケットを購入してください。
門司側の有料観覧席を徹底解説|料金・種類・選び方まとめ
席種・料金早見表(桟敷・椅子・テーブルなど)
門司側では、打ち上げ台船の正面に位置する「音楽花火鑑賞エリア」に、さまざまな協賛席が用意されています。以下に代表的な席種と価格を一覧でまとめました。
席種 | 定員 | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
桟敷席C~E | 5~8名 | 25,000円~35,000円 | 最前列に近く、スピーカー音付き |
芝生プレミア椅子席 | 1名 | 8,000円 | 桟敷席のすぐ後ろ。椅子自由席 |
協賛イス席 | 1名 | 6,000円 | ステージイベントあり。自由席 |
協賛テーブル席 | 6名 | 35,000円~38,000円 | 長テーブル+椅子。やや後方 |
環境整備協力エリア | 1名 | 1,000円 | 立見専用。屋台あり |
注意:各席には定員制限があり、未就学児の扱いや同伴数にルールがあります(詳細は後述)。また、すでに売り切れの席も多く出ています。
見え方とおすすめ(打上げ台船との距離・スピーカー有無)
門司側の有料席は、関門海峡に浮かぶ打ち上げ台船の正面に設置されており、花火との距離が非常に近いのが特長です。
桟敷席や芝生プレミア椅子席は、打ち上げ台船の真正面に位置し、さらに大型スピーカーが設置されているため、音楽花火を臨場感たっぷりに楽しめます。
協賛イス席はステージイベントと花火の両方が楽しめる位置にあり、ファミリーやエンタメ好きにおすすめです。自由席のため、良い場所を確保したい場合は早めの入場が必須です。
テーブル席は後方エリアに設けられており、打ち上げとの距離はやや遠くなります。街灯が視界に入る席もあるため、明るさが気になる方には不向きな場合もあります。
環境整備協力エリアは立見ですが、屋台が多く出店されており、にぎやかな雰囲気を楽しみたい人向けです。打ち上げとの角度はやや斜めになります。
どの席を選ぶかは、「音楽花火を重視するか」「ゆったり過ごしたいか」「価格を抑えたいか」で決めるのがポイントです。
購入方法・入場口・開場時間/売切れ時の代替案
門司側の有料席は「協賛チケット」という形式で販売されています。公式サイトや指定の販売窓口を通じて購入する形です。
チケット購入方法:
・門司側公式サイト
・コンビニ端末や地元観光案内所での販売(例年の傾向)
入場口と開場時間:
・各協賛席の入場は17:00〜開始予定
・場所によって入場ルートが指定されています。
・チケットに記載された指示に従って動くようにしましょう。
売り切れ時の代替案:
現在、最前列や2列目の桟敷席、テーブル席はすでに完売しています。
もし希望の席が購入できなかった場合は、次のいずれかがおすすめです。
- 芝生プレミア椅子席(自由席・残席あり)
- 協賛イス席(自由席・ステージイベント付き)
- 環境整備協力エリア(立見・屋台が多くにぎやか)
なお、すべての協賛席はチケットがないと入場不可です。
未就学児もルールがあるため、同伴人数や年齢の条件に注意しましょう。
注意点(座席指定の有無/未就学児ルール/駐車場なし 等)
門司側の協賛席を利用する際には、以下の注意点があります。事前に確認しておくことで、当日のトラブルを避けられます。
- 座席指定の有無:桟敷席・テーブル席は座席指定あり。協賛イス席・芝生プレミア椅子席は自由席(先着順)です。
- 未就学児の扱い:チケットがない未就学児は膝上観覧のみ可能。
・桟敷席・テーブル席:1席につき3名まで同伴可
・イス席:1席につき1名まで同伴可 - 駐車場:公式に駐車場はありません。公共交通機関を利用してください。
- 再発行・返金:チケットの紛失・キャンセル・中止時の返金不可です。
- 入場制限:チケットを持たない方は協賛エリアに入場できません。
- 開場時間:すべての協賛席は17:00開場予定です。
特にイス席・芝生席は先着順となるため、早めの入場が席の確保に有利です。混雑や入場口の場所も事前に公式サイトでチェックしておきましょう。
自由席(各会場の料金・小中料金・未就学無料)
下関側では、事前にチケットを購入することで利用できるチャリティエリア(自由席)が複数用意されています。会場ごとに料金が異なります。
エリア | 大人料金 | 小中学生 | 未就学児 |
---|---|---|---|
岬之町埠頭(メイン会場) | 3,000円 | 1,000円 | 無料 |
あるかぽーと | 3,000円 | 1,000円 | 無料 |
カモンワーフ前 | 2,000円 | 1,000円 | 無料 |
唐戸市場前 | 2,000円 | 1,000円 | 無料 |
すべて自由席のため、早めに到着することで好位置を確保しやすくなります。
また、全会場とも未就学児は無料で入場可能です。
下関駅や各バス停から徒歩でアクセスできる範囲にあり、利便性の高いエリアが多いのも特徴です。
指定席(ボックス/プレミアムA/プレミアムS/VIP)と配置イメージ
下関側には、ゆったりと花火を楽しめる指定席タイプのプレミアムエリアも用意されています。料金はやや高額ですが、景観・快適性ともに優れています。
席種 | 定員 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
ボックス席 | 6名 | 45,000円 | 専用エリア内にマット付き |
プレミアムA席 | 6名 | 75,000円 | 特等席に近くクッション付き |
プレミアムS席 | 4名 | 80,000円 | 最前列に近く眺望良好 |
VIP席 | 5名 | 300,000円 | 最前列・テント・ドリンク付き |
どの席も指定席で、確実に座って鑑賞できます。特にプレミアムS・VIP席は海に近く、視界を遮るものがなく、より迫力ある花火を楽しめます。
会場図などは公開されていませんが、岬之町埠頭側の中央付近に配置されるケースが多く、打上げポイントを正面から見られるロケーションです。
人数が多いグループや、快適さを重視する方にとっては早期購入を検討する価値があります。
入場ゲート・開場時間(岬之町埠頭/あるかぽーと/カモンワーフ/唐戸市場前)
下関側の会場は、エリアによって入場開始時間が異なります。観覧する場所に合わせて、早めに移動・整列することがポイントです。
会場エリア | 開場時間 | 主な入場対象 |
---|---|---|
岬之町埠頭 | 15:00 | スポンサー席、プレミアム席、チャリティエリア |
あるかぽーと | 16:00 | チャリティエリア |
カモンワーフ | 17:00 | チャリティエリア |
唐戸市場前 | 17:00 | チャリティエリア |
スポンサー席・プレミアム席の方は早めの入場が可能なため、混雑を避けるためにも15:00までの来場がおすすめです。
各エリアにはそれぞれ指定の入場ゲートがあります。チケットに記載されたゲート名・案内に従って移動してください。
注意:各エリア間は立ち入り制限がある場合があり、自由に移動はできないことがあります。
注意点(チケット販売方法/スポンサーエリアの扱い 等)
下関側の有料席を利用する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。購入時や当日の行動で迷わないよう、事前にチェックしておきましょう。
チケット販売方法:各エリアごとに専用チケットが必要で、公式サイトや観光協会を通じて販売されます。
コンビニ販売や当日券の有無は、公式情報で直前に確認してください。
スポンサーエリア:企業や団体向けの招待席であり、一般購入不可の非公開席です。
開場は15:00と早く、特等席に近い場所に設けられる傾向があります。
入場制限:チケットごとに指定のエリアしか入れない場合があります。
岬之町埠頭のチャリティエリアと、あるかぽーとのエリアを行き来できない例もあります。
トイレ・屋台の配置:会場によって数や混雑度が異なります。
小さな子ども連れの場合は、事前に会場マップを確認しておくのが安心です。
特にスポンサー席と一般席が明確に分かれている点は、他の会場と異なる特徴です。会場内での混雑や移動制限を避けるためにも、チケットごとのルールを守って行動しましょう。
初めてでも安心!関門海峡花火大会のおすすめ観覧場所と穴場の考え方
初めてでも安心のエリア選び(トイレ・動線・退場のしやすさ)
関門海峡花火大会は大規模なイベントのため、観覧場所の選び方が満足度を大きく左右します。特に初めて参加する方は「トイレ」「動線」「退場のしやすさ」の3点に注目しましょう。
門司側で安心な観覧エリア:
・芝生プレミア椅子席:座って観られて視界良好。音楽花火対応。
・協賛イス席:トイレが近く、ステージイベントあり。家族にも人気。
下関側で安心な観覧エリア:
・あるかぽーとエリア:トイレ・屋台・救護所が近く、動線がシンプル。
・カモンワーフ周辺:駅から近く退場もスムーズ。ただし開場は遅め(17:00)。
どちらの会場も終了直後は大混雑します。小さなお子様連れや高齢の方と一緒の場合は、帰りやすいルートに近いエリアを選ぶのがおすすめです。
チェックポイント:
・トイレや出口の位置は公式マップで事前に確認
・駅に近いエリアは行きやすいが、帰りは大行列になる可能性あり
・椅子席や自由席でも「最前列」は混雑しやすい
“穴場”の注意(立入禁止・視界遮蔽・風向き/※未確定は公式要確認)
「穴場スポットでゆっくり花火を見たい」と考える方も多いですが、関門海峡花火大会では安易な穴場探しは要注意です。
注意すべきポイント:
- 立入禁止区域:例年、海岸沿いや高台の一部エリアが封鎖されることがあります。
- 視界の遮り:建物・木・街灯などで花火が見えにくい場所も多いです。
- 風向き:煙が流れ込むと視界が悪化し、せっかくの花火が見えづらくなることも。
インターネットやSNSで紹介される「穴場」は、過去の情報だったり、2025年は立入できない可能性があるケースもあります。
そのため、どうしても見たい場合は、環境整備協力エリア(門司)や、唐戸・あるかぽーとのチャリティ自由席(下関)を利用する方が安全かつ確実です。
おすすめの対策:
・大会当日の公式発表・会場マップを必ずチェック
・現地スタッフや警備員の案内に従う
・穴場よりも「快適に見える席」を優先
混雑を避ける方法とベストな到着時間|門司港駅・下関駅のピーク対策
到着の目安(門司港駅/下関駅のピーク回避)
関門海峡花火大会では、例年交通機関と駅周辺が非常に混雑します。特に門司港駅・下関駅はピーク時間を外すことで、ストレスの少ない来場が可能になります。
門司港駅(門司側)の混雑ピーク:
・17:00〜18:30の間に集中
・駅から会場までの道も人で埋まり動かなくなるケースあり
おすすめの到着時間:
・門司港駅は16:30までに到着が理想
・公式でも17:00〜18:00の到着を推奨(ただし早めの行動が安全)
下関駅(下関側)の混雑ピーク:
・18:00以降になるとバスやシャトルが遅延・満員状態
・唐戸・あるかぽーと方面の歩行者も多く流れにくい
おすすめの到着時間:
・下関駅には15:30〜16:30までに到着を目安に行動しましょう
ポイント:
・一番混むのは開始直前の18:30〜19:30
・最寄駅から徒歩10〜20分以上かかる場合もあるため、時間に余裕を持って動くのが基本です
入退場動線と帰りの分散テク
関門海峡花火大会では、花火終了後に一斉に人が動き出すため、退場時の混雑が最大のピークになります。スムーズに帰るには、事前に動線の把握と分散の工夫が重要です。
門司側の動線ポイント:
・駅から会場まで一本道が多く、終了後は駅まで渋滞状態
・帰路は会場から少し離れた臨時ルートや、公園経由のルートが開放されることもあります
下関側の動線ポイント:
・会場が広いため、会場の出口位置で帰りやすさが大きく変わる
・唐戸市場方面は特に混雑しやすく、遠回りルートで駅へ向かう人も
帰りをスムーズにする分散テク:
- 終了前に5〜10分早めに移動開始
- 最寄駅と逆方向に一度避難して、空くまで休憩
- 屋台ゾーンや休憩所で時間調整をする
- トイレは早めに済ませておく(特に帰り道に少ない)
特に家族連れや小さなお子様、高齢の方と一緒の場合は、花火終了直後の移動は避ける方が安心です。
子連れ・カップル別モデルプラン(時系列)
「いつ行けばいい?どう過ごせば快適?」という方のために、子連れファミリーとカップルそれぞれのタイムスケジュール例を紹介します。
【子連れファミリー向けモデル(門司側)】
- 15:00:自宅出発、軽食・飲料持参
- 16:30:門司港駅到着・トイレ済ませる
- 17:00:協賛イス席入場・座席確保
- 18:00:ステージイベントを楽しむ
- 20:00:花火鑑賞スタート
- 20:45:子どもと一緒に退場開始(混雑前に移動)
【カップル向けモデル(下関側)】
- 14:00:下関駅着・カフェで軽食
- 15:30:岬之町埠頭へ移動・チャリティ席入場
- 16:00:ベストポジション確保
- 17:30:屋台巡り&撮影タイム
- 20:00:花火鑑賞(真ん中で絶景)
- 21:00:混雑を避けて海辺で少し休憩してから帰路へ
子連れの場合は早めに行動して余裕を持つことがカギです。
カップルは混雑を回避しつつ屋台や夜景を楽しむプランが人気です。
関門海峡花火大会のアクセス方法と交通規制|門司・下関の最寄駅からの行き方
主要駅からの行き方/臨時列車・バスの留意点
関門海峡花火大会の会場へは、JRを利用してアクセスするのが基本です。会場周辺は全面的に交通規制
【門司側(福岡県)へのアクセス】
- 最寄駅:JR門司港駅
- 博多駅→門司港駅:JR鹿児島本線で約1時間30分
- 小倉駅→門司港駅:JR鹿児島本線で約15分
注意:門司港駅は非常に混雑(当日は小倉駅~門司港間が約5分間隔で運行)
【下関側(山口県)へのアクセス】
最寄駅:JR下関駅 博多駅→下関駅:JR山陽本線経由で約1時間45分 小倉駅→下関駅:JR山陽本線で約15分 下関駅から会場(岬之町・あるかぽーと)へは徒歩約20分。
シャトルバスや路線バスも利用可能ですが、18時以降は混雑・遅延しやすくなります。 【臨時列車・増便情報】 大会当日は臨時列車が運行される予定です。
ただし、運行時刻や本数は大会直前に発表されるため、各鉄道会社の公式情報を事前にチェックしてください。
交通規制の時間帯と通行止めエリア
関門海峡花火大会では、会場周辺が広範囲にわたって通行止めになります。特に夕方から夜にかけては車両進入が完全に不可となるため、移動の際は注意が必要です。
【門司側の交通規制(2025年予定)】
- 規制時間:17:00〜23:00頃
- 一部エリア:13:00から段階的に規制開始
- 規制対象:門司港レトロ、西海岸、和布刈周辺
- 和布刈PA・関門トンネル周辺:混雑状況により昼から深夜まで通行止めの可能性あり
【下関側の交通規制(2025年予定)】
- 規制時間:15:00〜23:00頃(一部エリアは異なる)
- 規制対象:岬之町、あるかぽーと、唐戸市場、カモンワーフ一帯
- 会場周辺の駐車場:全て閉鎖予定
重要:両岸ともに当日は車での来場は一切不可です。やむを得ず車で来る場合でも、離れた場所に駐車し公共交通で移動する必要があります。
最新の交通規制情報:大会公式サイトや市の観光課などから、当日までに公開される詳細マップを必ず確認してください。
駐車場の有無とパーク&ライド可否(※基本は公共交通推奨)
関門海峡花火大会では、会場周辺に観覧者用の駐車場はありません。例年、すべての公共駐車場は閉鎖され、車での乗り入れは禁止となります。
門司側の対応:
・門司港レトロ周辺や西海岸エリアの駐車場はすべて利用不可
・和布刈パーキングエリアも昼頃から閉鎖される可能性が高い
・関門トンネル周辺も交通規制対象エリアです
下関側の対応:
・あるかぽーと/カモンワーフ/唐戸市場前の一般駐車場は終日閉鎖
・岬之町埠頭周辺も立入制限がかかるため、駐車は不可
パーク&ライドの対応について:
2025年の公式情報では、専用のパーク&ライド駐車場やシャトルバスの案内は確認されていません(※今後の発表に注意)。
推奨される移動方法:
・できる限り公共交通機関(JR/路線バス)を利用
・車で来場する場合は離れた駅周辺に駐車→電車でアクセスするのが現実的です
まとめ:
関門海峡花火大会は、公共交通での完全来場型イベントとして計画されています。事前にアクセス方法を確認し、車での来場は避けましょう。
必携品(レインウェア、モバイルバッテリー、敷物 等)
関門海峡花火大会を快適に過ごすために、最低限持っておくと安心なアイテムを紹介します。海沿いの夜は予想以上に冷えたり、風が強くなったりすることもあるため、事前準備が重要です。
- レインウェア:突然の雨でも安心。傘よりも視界を遮らないのでおすすめ
- モバイルバッテリー:写真撮影や連絡でスマホ使用が増えるため必須
- 敷物:自由席や待機時間に重宝。防水タイプが便利
- タオル/ウェットティッシュ:汗拭きや手を拭く場面で活躍
- 飲み物:熱中症対策に。凍らせたペットボトルが長持ち
- ごみ袋:自分のごみを持ち帰るためにマナーとしても大切
- 小銭:屋台や自販機でのお会計にスムーズ
ポイント:屋台での買い物や観覧席での待機時間が長くなるため、「快適さ」と「身軽さ」のバランスが重要です。

子連れ向け(耳栓/抱っこ紐/ベビーカー運用)
小さなお子さまと一緒に関門海峡花火大会に参加する場合、通常の持ち物に加えて特別な配慮が必要です。夜間の人混みや大きな音、長時間の待機などに対応できる準備をしておきましょう。
- 耳栓・イヤーマフ:花火の音に驚く子も多く、あると安心
- 抱っこ紐:人混みでの移動が楽になり、安全性も高まります
- ベビーカー:使用可能ですが、通行制限エリアでは畳む必要がある場合も
- 冷感タオル・うちわ:暑さ対策に効果的
- 子ども用レインポンチョ:雨対策と防寒を兼ねて便利
- おやつや軽食:待ち時間のぐずり防止に
- おむつ・着替え:トイレが混雑するので多めに準備
ワンポイント:協賛席の一部では未就学児の同伴人数に制限があります(1席につき1〜3名まで)。
必ず事前にチケットの利用条件を確認しておきましょう。
また、ベビーカーでの移動は人が少ない時間帯(15:00〜17:00頃)を狙うとスムーズです。

熱中症・雨風・虫対策
関門海峡花火大会は真夏の開催となるため、暑さ・雨・虫刺されへの備えは必須です。海沿いという立地上、夜になっても湿気と風の影響を受けやすいため、快適に過ごすための対策をしておきましょう。
【熱中症対策】
- 凍らせたペットボトル:飲料+冷却用に便利
- 帽子・日傘:開場待機中の日差しを防ぐ
- 塩分タブレット:汗によるミネラル不足の補給に
- こまめな水分補給:のどが渇く前に飲むのが基本
【雨風対策】
- レインポンチョ:両手が使えて便利。傘は風で危険
- 大きめの袋:濡れた荷物やゴミをまとめて入れられる
- 防寒用ストール:夜風が冷たいときに役立つ
【虫刺され対策】
- 虫よけスプレー:足元や首元に事前に吹きかけておく
- 携帯用かゆみ止め:刺されたときの応急処置に
まとめ:
昼は暑く、夜は風が冷たくなるため、「暑さ・寒さ・雨・虫」すべてに対応できる持ち物を1〜2点ずつ用意しておくと安心です。
再入場可否/喫煙・飲酒/撮影三脚/ドローン禁止
関門海峡花火大会では、観覧マナーや持ち込みに関していくつかのルールや注意点が設けられています。公式情報をもとに、特によく聞かれる内容をQ&A形式でまとめました。
Q. 再入場はできる?
協賛席や有料エリアについては一度入場後の再入場は不可の場合が多いです。トイレ・買い出しは入場前に済ませておくのが基本です。
Q. 会場内で喫煙や飲酒はできる?
会場内は全面禁煙のエリアが多く、喫煙は指定場所のみとなっています。
飲酒は禁止されていませんが、節度ある行動と周囲への配慮が求められます。
Q. ドローンで撮影してもいい?
ドローンの使用は禁止されています。
大会公式でも空撮・飛行は禁止行為として明示されており、発見時は警察へ通報される可能性があります。
チケット紛失・払い戻し・開催可否の判断時刻
関門海峡花火大会では、協賛席や有料席のチケットに関する注意事項が明確に定められています。購入前・当日の確認として以下を把握しておきましょう。
Q. チケットをなくした場合どうなる?
チケットの再発行はできません。
紛失・破損・忘れなど、いかなる理由でも再発行や代替入場は不可です。
Q. キャンセルや払い戻しは可能?
基本的にキャンセル不可・払い戻し不可です。
これは「協賛」という性質上、中止の場合も返金対象外であることが多いためです。
Q. 雨が降ったら開催される?
雨天決行、荒天中止となっています。
ただし、強風や台風、災害などが発生した場合には中止の判断がなされます。
Q. 開催するかどうかはいつ分かる?
当日の15:00に最終判断が行われます(門司側公式情報)。
下関側も同様のタイミングとみられますが、公式サイトやSNSで最新情報を必ず確認してください。
ベビーカー・車椅子の動線
関門海峡花火大会は多くの来場者が集まる大規模イベントですが、小さなお子様連れや車椅子利用者にも配慮された会場設計がされています。ただし混雑や段差も多く、事前にルートや対策を確認しておくことが重要です。
ベビーカー利用時の注意点
- 混雑時間帯(18:00以降)は極力避ける
- 一部観覧エリアではベビーカー使用が制限される場合あり
- 通行時にベビーカーはたたんで移動するよう促されることもあります
おすすめの対応:
開場直後(15:00〜17:00)に入場し、比較的空いている場所で待機することで、安全に過ごせます。
車椅子利用時のポイント
- 協賛席やチャリティエリアにはバリアフリー対応席がない場合も
- 段差・坂道・砂利道なども一部あり
- 介助者と一緒に行動するのが基本
大会事務局では事前の相談を受け付けている場合もあるため、心配な方は開催前に直接確認するのがおすすめです。
補足:バリアフリー対応状況は年によって変わるため、最新の会場マップ・運営からの案内をチェックしておきましょう。
まとめ
関門海峡花火大会2025は、門司と下関の両岸で開催される迫力満点の花火大会です。会場選びやアクセス方法、有料席の種類を事前に把握しておくことで、初めての参加でも安心して楽しめます。
特に注目すべきポイントを振り返ると、以下の通りです。
- 花火の開催は8月13日(水)、打上げは20:00〜
- 有料席は門司・下関で完全に別運営。チケットは共通不可
- 車での来場は不可。公共交通機関を活用
- 混雑回避には門司側は17:00〜18:00到着/下関側は15:00〜17:00目安
- 子連れ・高齢者は安全に配慮した席選びと早めの行動を
この記事を参考に、自分に合った観覧エリア・持ち物・スケジュールをしっかり準備すれば、思い出に残る一夜になるはずです。
最後に、開催当日の最新情報は必ず公式サイトやSNSで確認し、安全・快適に楽しみましょう。

