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【2025】塙の天祭特集|五穀豊穣を祈る幻想的な念仏踊りを見に行こう

栃木県那須烏山市で江戸時代から続く、国選択無形民俗文化財「塙の天祭(はなわのてんさい)」。
この記事では、2025年に開催される塙の天祭の見どころや歴史、アクセス情報などを詳しくご紹介します。子供たちが舞う幻想的な踊りを見に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
【2025】塙の天祭の開催概要(日程・場所・時間など)
開催日 | 2025年8月31日(日) ※例年9月1日に最も近い日曜日に開催 |
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開催時間 | 午前11時30分頃から(詳細時間は要確認) |
開催場所 | 松原寺(しょうげんじ)境内 |
住所 | 栃木県那須烏山市三箇1660 |
来場者数 | ー |
見どころ | 神仏習合の厳かな神事、地元の小中学生による「天祭踊り」(綾竹踊り、扇子踊り) |
アクセス | 電車:JR烏山線 大金駅からタクシーで約10分 車:北関東自動車道 宇都宮上三川ICから約40分 |
駐車場 | なし(公共交通機関の利用を推奨) |
観覧 | 無料 |
備考 | 国選択無形民俗文化財(昭和57年12月21日選択) |
公式・関連サイト | 那須烏山市公式サイト |
お問い合わせ | 那須烏山市 生涯学習課 文化財グループ(0287-88-6223) |
塙の天祭 最大の見どころ(幻想的な天祭踊り)
塙の天祭の最大の見どころは、祭りのクライマックスに夜の舞台で披露される「天祭踊り」です。笛や太鼓のどこか懐かしいお囃子に合わせて、地元の小中学生が伝統の踊りを披露します。
かつては地域の若者たちが顔に化粧を施し、夜通し踊り明かしたといわれるこの踊り。今は子供たちがその伝統を受け継ぎ、「綾竹踊り」や「扇子踊り」をダイナミックに、そして幻想的に舞います。ひたむきに踊る子供たちの姿は、見る人の心を惹きつけます。
また、神官・僧侶・行人(出羽三山への参拝者)が一緒になって神事を行う、神仏習合の珍しい形式も大きな特徴です。境内に組まれた二階建ての「天小屋」の上で、太陽や月の神々に五穀豊穣と風雨順調を祈る姿は、非常に厳かで古式ゆかしい雰囲気に包まれています。
会場へのアクセス・駐車場・交通規制
公共交通機関でのアクセス
JR烏山線「大金駅」で下車し、タクシーを利用して約10分で会場の松原寺に到着します。
お車でのアクセス
北関東自動車道「宇都宮上三川IC」から約40分です。
駐車場について
祭りのための専用駐車場はありません。周辺道路への迷惑駐車は避け、公共交通機関の利用をおすすめします。
交通規制について
特に大規模な交通規制の情報はありませんが、当日は周辺が混雑する可能性もありますので、時間に余裕をもってお出かけください。
おすすめ屋台グルメと出店エリア
塙の天祭は、地域に根差した伝統的な神事が中心のお祭りです。そのため、大規模な屋台や出店の情報はほとんどありません。静かで厳かな雰囲気の中で、古くから伝わる儀式や踊りを楽しむお祭りと言えるでしょう。お食事は、事前に済ませておくか、周辺のお店を利用するのがおすすめです。
訪れた人のリアルな声!口コミ・評判レビュー
20240901国選択無形民俗文化財
— syo民俗用 (@syo_masa8) September 11, 2024
那須烏山市・三箇塙の天祭⑥
県博や県文化財の記録保存のための撮影が行われた。自分も神職のため、準備などを手伝う pic.twitter.com/JaUIKvOKq6
実際に訪れた人たちは、どのように感じたのでしょうか?
インターネットのSNSや旅行サイトに書き込まれた、リアルな声を集めてみました。
クライマックスは“夜”。暗所撮影&足元対策を。
紹介記事でも「夜、天棚前の舞台で『天祭踊り』」と明記。写真・動画は手ぶれしやすいので、スマホの夜景モード活用や脇を締めての撮影が◎。境内は暗所もあるため、小型ライトがあると移動時に安心です。
出典: Walkerplus 夏休みおでかけガイド
踊りは地元の“子どもたち”が主役。温かい拍手で応援を。
現地レポでは、夏休みに一生懸命練習した子どもたちが太鼓や舞を披露し、途中に自己紹介の場面もあったとの記述。写真・動画はフラッシュを控え、鑑賞の妨げにならない配慮を。
出典: FC2ブログ「那須烏山市松原寺『塙の天祭』」(2019/9/3)
“笛の奏者不足”など継承課題あり。静かに見守る観覧マナーを。
地元ラジオ局の取材記では、保存会が「今では笛を吹く人が不足していて後継者不足に悩んでいる」と言及。演舞中の私語や最前列での過度な場所取りは避け、運営の案内に従いましょう。
出典: CRT栃木放送ブログ「塙の天祭」(2013/9/1)
遠方からでも安心!会場周辺のおすすめホテル
塙の天祭をゆっくり楽しむために、周辺での宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。会場のある那須烏山市内や、交通の便が良い宇都宮市内のホテルが便利です。
1. 大金温泉グランドホテル
会場から比較的近い場所にある温泉ホテルです。JR大金駅からの送迎もあり、電車でのアクセスにも便利です。お祭りの疲れを温泉でゆっくり癒せます。
所在地: 栃木県那須烏山市岩子86-2
2. 烏山城カントリークラブホテル
ゴルフ場に併設されたリゾートホテルで、豊かな自然に囲まれて静かに過ごしたい方におすすめです。
所在地: 栃木県那須烏山市大桶2401
3. ホテルルートイン宇都宮ゆいの杜
東北自動車道からのアクセスも良く、車で訪れる方に便利なビジネスホテルです。宇都宮市内観光の拠点としても活用できます。
所在地: 栃木県宇都宮市ゆいの杜1-2-88
塙の天祭と巡る!おすすめ周辺観光モデルコース
お祭りだけでなく、那須烏山市の自然や文化も満喫できるモデルコースをご提案します。
【モデルコース案】
- 11:00~ 龍門の滝を見学
JR烏山線の滝駅から徒歩5分ほどの場所にある、高さ20m、幅65mの迫力ある滝です。大蛇が住んでいたという伝説も残っています。遊歩道が整備されており、気軽に散策を楽しめます。 - 12:30~ 龍門ふるさと民芸館で休憩
龍門の滝のすぐそばにある施設です。中にはカフェもあり、滝を眺めながら食事や休憩ができます。 - 14:00~ 塙の天祭へ
会場の松原寺へ移動し、厳かな神事を見学。夕方から夜にかけて行われるクライマックスの「天祭踊り」まで、ゆっくりとお祭りの雰囲気を楽しみましょう。
その他にも、那須烏山市には「山あげ会館」や、どうくつを利用した酒蔵など、ユニークな観光スポットがあります。
お祭り当日の持ち物・服装ガイド
お祭りを快適に楽しむために、以下の持ち物や服装をおすすめします。
- 歩きやすい靴: 境内を散策するため、スニーカーなどが適しています。
- 羽織るもの: 開催は9月上旬ですが、夜は少し肌寒く感じることがあります。カーディガンや薄手のジャケットがあると安心です。
- 虫除けスプレー: 自然豊かな場所なので、虫刺され対策をしておくと良いでしょう。
- カメラ: 幻想的な踊りや伝統的な儀式の様子を写真に収めましょう。
- 飲み物: 周辺に自動販売機などが少ない可能性もあるため、持参すると便利です。
- 小銭: お賽銭などで必要になる場合があります。
塙の天祭の歴史と由来
塙の天祭の起源は、江戸時代の享保年間(1716~1736年)にさかのぼります。
高野山で修行を積んだ出羽国(現在の山形県)出身の鳥海上人(ちょうかいしょうにん)が、故郷へ帰る途中にこの地で病に倒れました。上人は当地に松原寺を開山し、人々を凶作の苦しみから救うため、旅の途中で覚えた歌や踊りを教え、心を癒そうとしたのが始まりと伝えられています。
元々は、台風シーズンである二百十日(9月1日頃)に、風雨順調と五穀豊穣を祈る風祭りとして三日三晩にわたって行われていました。現在は、9月1日に最も近い日曜日に開催される形となっています。昭和57年(1982年)には、神仏習合の姿を今に伝える貴重な民間信仰の形として、国の選択無形民俗文化財に指定されました。
よくある質問(Q&A)
祭りはいつ開催されますか?
例年、9月1日に最も近い日曜日に開催されています。2025年は8月31日(日)に開催が予定されていますが、お出かけの際は公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
誰でも見学できますか?入場料はかかりますか?
はい、どなたでも自由に見学できます。入場は無料です。
雨が降った場合でも開催されますか?
雨天時の開催については、主催者である那須烏山市生涯学習課(0287-88-6223)へ直接お問い合わせいただくか、市の公式サイトをご確認ください。
屋台などは出ますか?
伝統的な神事がメインのお祭りであるため、大規模な屋台の出店は例年ありません。お食事は事前に済ませておくことをおすすめします。
周辺のスポット
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まとめ
塙の天祭は、300年以上の長きにわたり、地域の人々の祈りとともに受け継がれてきた大切なお祭りです。神仏習合の厳かな雰囲気と、子供たちが一生懸命に舞う幻想的な「天祭踊り」は、一見の価値があります。都会の喧騒を離れ、日本の古き良き伝統文化に触れる一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
