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津屋崎祇園山笠2025はいつ?初めてでも失敗しない楽しみ方|アクセス・駐車場・見どころ

夏の福岡といえば、多くの人が勇壮な山笠を思い浮かべるかもしれません。ですが、その熱気を体感できるのは博多だけではないことをご存知ですか?
福岡県福津市には、300年以上の歴史を誇る「津屋崎祇園山笠」が今なお受け継がれています。「追い山」の迫力から「喧嘩山笠」の異名を持つ、知る人ぞ知る伝統的なお祭りです。今年の夏は、ご友人や大切な人と、少し通で本格的なお祭りを体験してみませんか?
この記事は、初めて「津屋崎祇園山笠」へ行くあなたが、日程やアクセス、駐車場の心配をすることなく、祭りを120%楽しめるように作られた完全ガイドです。
2025年の最新スケジュールや見どころはもちろん、迫力ある「追い山」のおすすめ観覧スポット、初めての方が気になる服装や持ち物、屋台情報まで、あなたの「知りたい!」にすべてお答えします。
この記事で予習を済ませて、福津の熱い夏を満喫し、最高の思い出を作ってくださいね。
津屋崎祇園山笠2025の開催日程とタイムスケジュール
まずは、お祭りの全体像を把握することが大切です。ここでは、開催期間やメインイベントである「裸参り」「追い山」の詳しい時間など、具体的なスケジュールを確認していきましょう。
まずはチェック!イベント概要
2025年の津屋崎祇園山笠の基本情報を表にまとめました。初めて行く方は、まずはこちらで全体像を掴んでください。
開催期間 | 【追い山】 2025年7月20日(日) 9:00~ 【裸参り】 2025年7月19日(土) 18:10~ ※山笠展など関連イベントは7月1日(火)より開催 |
開催場所 | 〒811-3304 福岡県福津市津屋崎 (波折神社、津屋崎千軒通り周辺) |
アクセス | JR鹿児島本線「福間駅」から西鉄バス乗車、「津屋崎千軒・なごみ」下車、徒歩約3分 |
料金 | 観覧無料 |
【メインイベント】追い山・裸参りの詳細スケジュール
祭りのハイライトである「裸参り」と「追い山」は、時間が細かく決まっています。お目当てのイベントを見逃さないよう、事前にチェックしておきましょう。
■ 7月19日(土):裸参り
締め込み姿の男たちが提灯を手に、安全を祈願して津屋崎の三社(波折神社、金刀比羅神社、宮地嶽神社)を巡る厳かな神事です。
- 1番山笠:18:10 お宮入り / 18:30 お宮出し
- 2番山笠:18:15 お宮入り / 18:35 お宮出し
- 3番山笠:18:20 お宮入り / 18:40 お宮出し
■ 7月20日(日):追い山
祭りのクライマックス!午前9時の号砲を合図に、三流れの豪華な山笠が次々と波折神社を出発し、津屋崎千軒の街並みを駆け抜けます。
- 1番山笠:午前8:10 お宮入り
- 2番山笠:1番山笠が入り次第、宮入り
- 3番山笠:2番山笠が入り次第、お宮入り
- 追い山開始:午前9:00
※天候などによりスケジュールが変更になる場合があります。お出かけ前に公式サイトもあわせてご確認ください。
【関連イベント】飾り山見学や山笠展も楽しもう
メインの2日間以外にも、お祭りの雰囲気を楽しめるイベントが開催されています。
■ 飾り山見学
武者人形で豪華絢爛に彩られた山笠を、間近でじっくり見学できるチャンスです。飾り付けの様子も見ることができます。
- 飾り付け:7月12日(土)~13日(日)
- 三山揃い踏み:7月13日(日)の18時頃から、三流れの山笠すべてが波折神社に揃います。絶好の撮影機会です。
※飾り山は、7月20日(日)の追い山終了後、直ちに解体されますのでご注意ください。
■ 山笠展(7月1日~20日)
祭りの歴史や、過去の躍動感あふれる写真などが市内各所で展示されます。より深く祭りの世界観を知りたい方におすすめです。
- ふっくる(JR福間駅2F)
- 津屋崎千軒民俗館「藍の家」
- 福岡銀行福間支店
会場へのアクセスと駐車場の完全ガイド
祭りの魅力がわかったら、次は当日迷わないためのアクセス方法をチェックしましょう。特に初めて行く場合、交通手段は重要なポイントです。当日は大変な混雑が予想されるため、事前の計画が快適に楽しむための鍵となります。
【推奨】公共交通機関でのアクセス方法
結論から言うと、公共交通機関の利用が最も確実でストレスなく会場に到着できる方法です。当日は周辺道路の交通規制や深刻な渋滞が予想されるため、主催者も公共交通機関の利用を強く推奨しています。
主なアクセス方法は以下の通りです。
- JR鹿児島本線で「福間駅」へ
まずは電車でJR「福間駅」を目指します。(参考:博多駅から快速で約25分) - 西鉄バスに乗り換え「津屋崎千軒・なごみ」で下車
福間駅のみやじ口(東口)から、西鉄バス「津屋崎」方面行きに乗車し、「津屋崎千軒・なごみ(商工会津屋崎支所前)」バス停で降ります。 - 会場まで徒歩約3分
バス停からメイン会場の波折神社や津屋崎千軒通りまでは、歩いてすぐです。
バスの時刻は事前に公式サイトで確認しておくと、よりスムーズに計画を立てられます。
車で行く場合の駐車場情報と注意点(※混雑・交通規制あり)
車での来場を検討している方もいるかもしれませんが、重ねてお伝えしますが、当日の車でのアクセスは極力避けることを強くおすすめします。
会場周辺には「津屋崎千軒なごみ」の駐車場(約30台)などがありますが、駐車できる台数は非常に限られています。お祭り当日は、これらの駐車場が早朝のうちに満車になることはほぼ間違いありません。
また、追い山のコースとなる津屋崎千軒通り周辺は、交通規制が敷かれます。慣れない道で渋滞にはまってしまい、お祭りを楽しめなかった…という事態を避けるためにも、ぜひ公共交通機関をご利用ください。
どうしても車でアクセスする必要がある場合は、会場から離れた駅周辺のコインパーキング等に駐車し、そこからバスを利用する「パーク&ライド」も検討しましょう。
心配な方は、駐車場を予約できる「akippa」を利用しよう!
周辺のスポット
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【初めての方へ】津屋崎祇園山笠を120%楽しむ3つのポイント
アクセス方法を確認したら、いよいよ祭りの楽しみ方を具体的に見ていきましょう。初めての方でも津屋崎祇園山笠を満喫できるよう、絶対に外せない3つのポイントに絞ってご紹介します。これさえ押さえれば、あなたも立派な「山笠通」です。
ポイント①:迫力満点!「追い山」のおすすめ観覧スポット
やはり最大の見どころは、祭りのクライマックス「追い山」です。観覧場所にこだわると、楽しみ方が格段にアップします。
- 津屋崎千軒通り
古い街並みが残るメインストリート。道幅が狭いため、目の前を巨大な山笠が駆け抜けていく迫力はまさに圧巻です。男たちの荒々しい呼吸や、勢いよく撒かれる「勢い水」のしぶきを間近で体感したいなら、ここが一番のおすすめです。 - 波折神社周辺
追い山のスタート地点です。三流れの山笠が次々と出発していく様子は、祭りの始まりを告げる高揚感に満ちています。スタート前の独特の緊張感を味わいたい方は、少し早めに訪れてみましょう。 - コースの曲がり角
狭い路地を山笠が豪快に方向転換するポイントは、かき手たちの腕の見せ所。一体となって角を曲がる技術と力強さに、思わず声援を送りたくなります。
詳細な追い山コースは、例年公式サイトでGoogleマップが公開されます。事前におおよそのルートを確認し、観覧場所の目星をつけておくのがおすすめです。
ポイント②:厳かな神事「裸参り」で祭りの奥深さに触れる
「追い山」の熱気とは対照的な、静かで神聖な魅力を持つのが、前夜に行われる「裸参り」です。
日暮れ時、締め込み姿の男たちが提灯を掲げ、厳粛な雰囲気のなか津屋崎の三社を駆け抜けていきます。祭りの安全を祈願する彼らの真剣な表情からは、この土地に根付く伝統の重みと、祭にかける熱い想いを感じ取ることができるでしょう。
昼間の賑わいだけでなく、この厳かな神事を見ることで、津屋崎祇園山笠の持つ奥深さに触れることができます。ぜひ少し足を延ばしてみてください。
ポイント③:豪華な「飾り山」は絶好のフォトスポット
動く山笠の迫力もさることながら、静かに鎮座する「飾り山」の美しさも見逃せません。
特におすすめなのが、7月13日(日)の18時頃。この時間になると、三流れすべての山笠が波折神社に揃い踏みします。伝統工芸「筑前津屋崎人形」の技術が光る豪華絢爛な武者人形や精緻な飾りを背景に、記念撮影をするには最高のタイミングです。
友人や大切な人との思い出を写真に残すなら、このチャンスを逃さないようにしましょう。ただし、この美しい飾り山が見られるのは追い山当日まで。7月20日の追い山終了後には直ちに解体されてしまうのでご注意ください。
これで安心!当日の服装・持ち物と気になるQ&A

最後に、初めて参加する方が安心して当日を迎えられるよう、服装や持ち物、そして気になる疑問についてまとめました。しっかり準備して、お祭りを心ゆくまで満喫してくださいね。
おすすめの服装と持ち物リスト
【服装のポイント】
当日は人混みの中を長時間歩き回ることが予想されます。快適に過ごすためには、「動きやすさ」と「日差し・暑さ対策」がキーワードになります。
- 動きやすい服装
- 歩きやすい靴は必須
- 日除け・UV対策
【持ち物チェックリスト】
- 飲み物
- タオル
- 日焼け止め
- モバイルバッテリー
- ウェットティッシュ
- 小銭
- (あれば便利)小さなレジャーシート

屋台や食事、トイレはどこにある?
初めての場所で気になる、食事やトイレ事情についてお答えします。
Q. 屋台はたくさん出ますか?
A. 博多のお祭りのような大規模な屋台・露店の出店は例年ありません。地域の商店や「津屋崎千軒なごみ」の周辺で、軽食や飲み物が販売されることはありますが、種類は限られます。「屋台グルメを堪能する」というよりは、「小腹が空いたら何かあるかも」くらいの心積もりでいると良いでしょう。
Q. 食事をする場所はありますか?
A. 津屋崎千軒のエリアには、趣のあるカフェや飲食店が点在しています。ただし、お祭り当日はどこも大変混雑することが予想されます。もしお店でゆっくり食事をしたい場合は、時間を大きくずらすか、可能であれば事前に予約を検討するのが賢明です。
Q. トイレはありますか?
A. メイン会場周辺では、「津屋崎千軒なごみ」や一部の公共施設のトイレを利用できます。ただし、こちらも混雑が予想されますので、見かけたら早めに済ませておくのがおすすめです。会場に着く前に、駅や道中のコンビニで済ませておくと、より安心です。
まとめ
今回は、2025年の津屋崎祇園山笠について、初めて参加する方でも安心して楽しめるように、日程やアクセス方法、そして120%満喫するためのポイントを詳しくご紹介しました。
300年の歴史が息づく街並みを駆け抜ける勇壮な山笠、締め込み姿の男たちの熱気、そして地域に受け継がれる伝統の重み。津屋崎祇園山笠は、有名な観光地のお祭りとは一味違う、”リアルな日本の夏”を肌で感じられる貴重な機会です。
この記事を参考にしっかりと準備をして、ぜひ大切なご友人やパートナーと一緒に、福津の熱い夏を体感しに出かけてみてください。きっと忘れられない、最高の思い出が作れるはずです。

