【2025】新潟まつり 花火大会の穴場スポット|おすすめの無料で楽しめる場所から有料席情報まで

夏の夜空を彩る、新潟まつりのフィナーレ「花火大会」。毎年多くの人で賑わいますが、「せっかくの花火大会なのに、人混みで疲れてしまうのは避けたい…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたのために、人混みを避けてゆったりと花火を鑑賞できる「とっておきの穴場スポット」を地元目線で詳しく解説します。
無料で楽しめる落ち着いた場所から、少し特別な気分を味わえる有料の協賛席情報、さらには開催概要や当日の持ち物リストまで、2025年の新潟まつり花火大会を快適に楽しむための情報を網羅しました。
この記事を参考にして周到な準備をすれば、花火大会がきっと忘れられない最高の夏の思い出になりますよ。
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まずは基本情報を確認!2025年「新潟まつり花火大会」の概要
イベント概要をサクッと確認
最初に、2025年に開催される新潟まつり花火大会の基本的な情報を表で確認しましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日 | 2025年8月10日(日) |
開催時間 | 19:20~20:20 (約1時間) |
打ち上げ場所 | 新潟市中央区 信濃川河畔(昭和大橋上流 りゅーとぴあ裏) |
打ち上げ数 | 非公開 |
荒天の場合 | 中止(順延なし) |
例年の人出 | 約34万人 |
有料席 | なし(協賛席あり。詳細は要公式サイト確認) |
屋台・露店 | あり(やすらぎ堤一帯) |
交通規制 | あり(会場周辺で18:00~21:30頃) |
公共交通機関 | JR新潟駅から徒歩約20分、JR白山駅から徒歩約15分 |
駐車場 | 専用駐車場なし(周辺のコインパーキングを利用) |
トイレ | あり(常設・仮設トイレあり) |
場所取り | やすらぎ堤は当日8:00から可能 |
問い合わせ先 | 新潟まつり実行委員会(新潟市観光政策課内) 025-226-2608 |
公式サイト | https://niigata-matsuri.com/ |
※開催内容は変更になる可能性があるため、お出かけ前に必ず公式サイトをご確認ください。
打ち上げ場所
花火大会当日の交通規制について

花火大会の当日は、会場周辺で大規模な交通規制が予定されています。提供された交通規制図によると、18:00頃から21:30頃まで、昭和大橋やその周辺道路が車両通行止めになります。
この影響で、会場周辺は大変な渋滞が予想されます。公式サイトでも自家用車での来場はなるべく控えるよう呼びかけられていますので、当日は電車やバスといった公共交通機関を利用するのが賢明です。
※規制の詳細は、新潟まつりの公式サイトや現地の案内看板で最新の情報を確認するようにしてください。
打ち上げ場所とメイン観覧会場「やすらぎ堤」
花火が打ち上げられるのは、新潟市の中心を流れる信濃川にある「昭和大橋」の少し上流です。川の真上から打ち上げられるため、川岸の広い範囲から花火を見ることができます。
中でも、メインの観覧場所として知られているのが、川の両岸に広がる公園のような遊歩道「やすらぎ堤」です。打ち上げ場所にとても近く、遮るものがないため、大迫力の花火を存分に味わえる最高のロケーションです。
ただし、一番人気のスポットだけあって、当日は多くの人で埋め尽くされます。公式サイトによると、やすらぎ堤での場所取りは花火大会当日の朝8:00から可能とされています。良い場所で鑑賞したい場合は、早めの行動を心がけましょう。
例年の混雑状況は?早めの対策がカギ
新潟まつりの花火大会は、例年約34万人もの人々が訪れる、非常に人気の高いイベントです。これだけの人数が一斉に集まるため、会場周辺はかなりの混雑に見舞われます。
特に混雑がピークに達するのは、花火が始まる直前の18時頃からです。メイン会場の「やすらぎ堤」はもちろん、最寄り駅であるJR新潟駅や白山駅から会場へ向かう道も、人でいっぱいになります。人気の場所では、座るスペースを見つけるのも一苦労です。
また、注意したいのが花火終了後の帰り道です。多くの人が一斉に駅やバス停に向かうため、大混雑が発生します。普段なら15分で着く距離が、倍以上の時間がかかることも珍しくありません。
このように、何も考えずに行くと、人混みだけで疲れてしまう可能性があります。
だからこそ、この記事で紹介するような、メイン会場の喧騒から少し離れた「穴場スポット」を知っておくことが、花火大会を快適に楽しむための重要なカギになるのです。
【無料】ゆったり観覧できる!地元民おすすめの穴場スポット5選
ここからは、いよいよ本題である、人混みを避けて花火を楽しめる無料の穴場スポットを5つ紹介します。それぞれの場所の特徴や見え方を参考にして、自分にぴったりの観覧場所を見つけてくださいね。
① 万代橋周辺|水面に映る花火が美しい風情あるスポット
3年ぶりの新潟まつりの花火🎆 とても良かったです!#花火 #新潟まつり #やすらぎ堤 #信濃川 #新潟 #万代橋 #文化の日 pic.twitter.com/N9xCGmr6dN
— uminthu1102 (@uminthu1102) November 3, 2022
新潟市のシンボルとして知られる「万代橋(ばんだいばし)」の周辺エリアは、花火鑑賞の定番スポットの一つです。打ち上げ場所である昭和大橋からやや下流に位置しており、広い視界で花火の全体像を楽しむことができます。
特におすすめなのが、橋のたもとや信濃川沿いの遊歩道「万代テラス」付近。ライトアップされた美しい橋と、川面に映る「逆さ花火」を同時に楽しめるロケーションで、幻想的な光景は写真映えも抜群です。新潟らしい風景の中で、思い出に残る一夜を過ごしたい方にぴったりです。
なお、万代橋の上は立ち止まっての観覧が禁止されています。通行の妨げにならないよう、ルールとマナーを守って、安全に楽しみましょう。
- 見え方の特徴:花火の全体像と水面に映る花火が美しい
- 混雑度の目安:やや混雑するが、やすらぎ堤よりは移動しやすい
- アクセス:JR新潟駅から徒歩約15分
② 八千代橋周辺|打ち上げ場所から少し離れた落ち着きエリア
昨日の新潟まつり。
— サトウくんの人はるお💯 (@haruo_chaaan) August 10, 2024
八千代橋からの様子
少し離れたところからお祭囃子の音が聞こえるの、かなりグッときて好きなんだよなー。 pic.twitter.com/zssNMy9Vzd
万代橋と昭和大橋の間に位置する「八千代橋(やちよばし)」の周辺エリアも、知る人ぞ知る穴場スポットです。打ち上げ場所からやや距離はありますが、その分、人混みを避けてゆったりと花火を楽しめる可能性が高いエリアです。
近くには商業施設「万代シテイ」があるため、花火の時間までショッピングや食事を楽しめるのも魅力のひとつ。橋のたもとに広がる河川敷エリアでは、レジャーシートを広げてのんびり観覧することも可能です。周囲に高い建物が少なく、全体の花火を見渡せる落ち着いたスポットとなっています。
なお、八千代橋の上での立ち止まりや観覧はできませんので、安全確保のためにも橋上での鑑賞は避け、必ず周辺のスペースをご利用ください。
- 見え方の特徴:少し距離はあるが、落ち着いて全体を鑑賞できる
- 混雑度の目安:比較的空いていることが多い
- アクセス:JR新潟駅から徒歩約20分
③ メディアシップ展望フロア|涼しい室内から優雅に鑑賞
初音ミク DigitalStars2023
— ねこまんま (@njNnhedVt75tLSc) August 6, 2023
新潟まつり
新潟日報メディアシップ 20階にある展望室
冷房効いてて涼しいうえに、良い天気で良い眺めだ
すでに川原には花火のための場所取りのシートがてんてんとしてるのが見える pic.twitter.com/AcKWCGL9Uq
「新潟日報メディアシップ」の20階にある「そらの広場」は、新潟市内を一望できる無料の展望フロアです。ここからは、信濃川の流れとともに、夜空に広がる花火を見下ろすという、少し特別な鑑賞体験ができます。
冷房の効いた屋内から快適に楽しめるのが、このスポットの大きな魅力。雨や風の影響を受けず、虫刺されの心配もないため、小さなお子様連れの方や人混みが苦手な方にもおすすめです。ただし、混雑が予想される時間帯には入場制限がかかる場合があります。花火の時間帯に確実に利用したい方は、早めに訪れておくと安心です。
- 見え方の特徴:花火を見下ろす形で鑑賞できる
- 混雑度の目安:混雑時は入場制限がかかる可能性あり
- アクセス:JR新潟駅から徒歩約20分、万代シテイからすぐ
④ 朱鷺メッセ周辺|少し遠めでも開放感は抜群
新潟まつり花火大会
— さすらいの郵便屋(鍵☆アンカフェ) (@KSeitokai) August 6, 2023
朱鷺メッセ付近より撮影
ミュージック花火🎆と
スターマイン🎇
美しいのひとこと#新潟まつり#花火大会2023#新潟花火#初音ミク夜空#キリトリノセカイ#ファインダー越しの私の世界#写真で伝える私の世界#写真で伝えたい私の世界 pic.twitter.com/OO3QcwbOtO
打ち上げ場所から信濃川を挟んで対岸、河口近くにそびえ立つコンベンションセンター「朱鷺(とき)メッセ」の周辺も、おすすめのスポットです。打ち上げ場所からは距離があるため花火は少し小さく見えますが、視界を遮る建物が少なく、開放的な空間でゆったりと鑑賞できます。
周辺は広々とした公園や広場になっているため、場所取りの自由度が高いのも嬉しいポイント。花火の音の迫力は少し減ってしまいますが、「大きな音は苦手だけど、花火の雰囲気は楽しみたい」という方にはぴったりです。
- 見え方の特徴:少し遠いが、遮るものがなく開放的
- 混雑度の目安:かなり空いていて、ゆったりできる
- アクセス:JR新潟駅からバスで約15分
⑤ 白山公園|散策ついでに立ち寄れる癒やしスポット
昨日新潟花火見に行ってきました🎆
— マスコ (@masuko52) August 12, 2024
白山公園から見たから下のスターマインは見えないけど、屋台のたこ焼きが絶品だった☺️ pic.twitter.com/UkhyAiKVAk
JR白山駅の近くに広がる「白山公園(はくさんこうえん)」は、緑豊かな市民の憩いの場です。打ち上げ場所に近いエリアでは、木々の間から花火を垣間見ることができます。
花火全体が綺麗に見えるわけではありませんが、公園内の落ち着いた雰囲気の中で、夏の夜の風情を楽しめるのが魅力です。公園内には新潟まつりの屋台が出店することもあるため、散策しながらお祭り気分を味わうのも良いでしょう。花火鑑賞をメインにするのではなく、お祭りの雰囲気を楽しむついでに花火も見たい、という方に最適な場所です。
- 見え方の特徴:木々の間から花火が見える
- 混雑度の目安:場所によっては空いている
- アクセス:JR白山駅から徒歩約5分
【有料】特別な時間を過ごすなら「協賛席」も選択肢に
「場所取りの手間を省いて、最高の場所で花火を見たい!」という方には、有料の観覧席を利用する方法もあります。無料の穴場スポットとは違った、特別な体験ができますよ。
協賛席の種類と申し込みについて
新潟まつりの花火大会では、一般的な「有料席」の販売はありませんが、代わりに「協賛席(きょうさんせき)」が用意されています。協賛席とは、花火大会の開催を応援するための寄付(協賛)をした人へのお礼として提供される特別な観覧席のことです。
協賛席の最大のメリットは、打ち上げ場所に近く、迫力満点の花火を確実に見られる場所に席が確保されている点です。当日に場所取りのために早くから並ぶ必要がないため、時間を有効に使えます。
協賛席のプランや金額、申し込みの時期については、毎年変わる可能性があります。詳しい情報は、新潟まつりの公式サイトで発表されますので、希望する方はこまめにチェックするようにしましょう。
※詳細は必ず公式サイトでご確認ください。
※ホテルやレストランの特別プランについて
もう一つの有料の選択肢として、会場周辺のホテルやレストランが提供する「花火鑑賞プラン」があります。これは、レストランでの食事やホテルの宿泊と、花火鑑賞がセットになった特別なプランです。
美味しいディナーを楽しみながら窓越しに花火を見たり、宿泊する部屋のバルコニーからプライベートな空間で鑑賞したりと、非常に優雅な時間を過ごすことができます。人混みとは無縁で、天候の心配もいらないのが嬉しいポイントです。
これらの特別プランは人気がとても高く、すぐに予約で埋まってしまうことがほとんどです。興味がある方は、夏が近づく前から各施設の公式サイトなどで情報を集め、早めに予約することをおすすめします。
花火大会を快適に楽しむための持ち物リストと注意点
鑑賞したい場所の目星がついたら、最後は当日の準備です。花火大会をより快適に、そして安全に楽しむための持ち物と、穴場スポットで鑑賞するからこそ気をつけたいポイントをまとめました。
これだけは準備したい!必須持ち物リスト
夏の夜とはいえ、河川敷や公園で長時間過ごすには準備が大切です。以下のリストを参考にして、忘れ物がないようにしましょう。
- レジャーシートや小さな椅子
- 虫よけスプレー
- 飲み物
- ウェットティッシュ
- モバイルバッテリー
- 薄手の羽織るもの
- ゴミ袋
- 懐中電灯(スマホのライトでも可)

穴場スポットで鑑賞する際の注意点
メイン会場とは少し環境が違う穴場スポットでは、いくつか注意しておきたい点があります。事前に知っておくだけで、当日のトラブルを防ぐことができます。
トイレの場所を事前に確認しておく
メイン会場のやすらぎ堤周辺には仮設トイレが多く設置されますが、穴場スポットの近くにはトイレがない場合もあります。事前にスマートフォンの地図アプリなどで、近くの公衆トイレやコンビニエンスストアの場所を調べておくと安心です。
周辺住民への配慮を忘れない
穴場スポットの中には、住宅地の近くにある場所も含まれます。大声で騒いだり、ゴミを放置したりすると、その地域に住んでいる方々の迷惑になってしまいます。節度ある行動を心がけましょう。
帰り道の混雑も想定しておく
穴場スポット自体は空いていても、最寄り駅やバス停、駐車場などでは、結局メイン会場からの人々と合流して混雑に巻き込まれることがよくあります。花火が終わってすぐに移動するのではなく、少し時間をずらして余韻を楽しんでから帰宅するなど、混雑のピークを避ける工夫をするのがおすすめです。
まとめ
今回は、2025年の新潟まつり花火大会を、人混みを避けて快適に楽しむための穴場スポットや、有料席、当日の持ち物などについて詳しく解説しました。
新潟の夏の風物詩である花火大会は、毎年多くの人で賑わう素晴らしいイベントです。しかし、せっかくなら人混みに疲れることなく、ゆったりとした気持ちで美しい花火を心に刻みたいものですよね。
この記事で紹介した無料の穴場スポットや有料席の情報を参考に、ぜひご自身に合った観覧スタイルを見つけてみてください。そして、事前にしっかりと持ち物を準備し、注意点を確認しておくことが、当日を最高の一日にするための何よりの秘訣です。
この記事が、あなたの夏の思い出作りのお役に立てれば幸いです。2025年の新潟まつり花火大会、ぜひ楽しんできてくださいね。

