【2025】秋田竿燈まつり|日程・見どころ・観覧席・ホテルの完全ガイド

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秋田竿燈まつり
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東北三大まつりの一つに数えられる、秋田の夏の風物詩「秋田竿燈(かんとう)まつり」。

真夏の夜空を黄金色に染め上げる無数の提灯は、まるで豊かに実った稲穂が風に揺れているかのようで、その幻想的な美しさは一度見たら忘れられません。

この記事では、2025年の秋田竿燈まつりを心ゆくまで楽しむための情報を、開催日程や必見の見どころ、観覧席の予約方法から、地元グルメやホテル情報に至るまで、どこよりも分かりやすく徹底的に解説します。

初めて秋田竿燈まつりを訪れる方はもちろん、毎年の楽しみにしているという方も、この記事を読めば、きっと新たな魅力を発見できるはずです。

もくじ

秋田竿燈まつり2025の開催概要

まずは、2025年の秋田竿燈まつりの基本情報を一覧で確認しましょう。

イベント名秋田竿燈まつり
開催日程2025年8月3日(日)〜8月6日(水)
会場・夜本番:竿燈大通り
・昼竿燈(妙技大会):エリアなかいち にぎわい広場
主な見どころ・夜空を彩る圧巻の竿燈演技
・差し手の技が競われる昼の妙技大会
・ふれあい竿燈、竿燈体験コーナー
屋台あり(竿燈屋台村、ご当地グルメフェスティバル)
臨時駐車場公式発表なし(周辺の有料駐車場を利用)
アクセスJR秋田駅 西口から竿燈大通りまで徒歩約10分
住所秋田県秋田市(竿燈大通り周辺)
お問い合わせ秋田市竿燈まつり実行委員会(電話:018-888-5602)
公式サイトhttps://www.kantou.gr.jp/
会場マップ
画像:公式サイト

秋田竿燈まつりとは?その歴史と特徴に迫る

秋田竿燈まつりの背景にある歴史や文化を知ると、お祭りを何倍も深く楽しむことができます。ここでは、意外と知られていない竿燈の豆知識を分かりやすくご紹介します。

竿燈(かんとう)まつりの読み方と、込められた願い

まず、お祭りの名前である「竿燈」。これは「かんとう」と読みます。

このお祭りには、夏の病気や災いを追い払う「ねぶり流し」という行事が元になっており、人々の健康と五穀豊穣(ごこくほうじょう)、つまり農作物がたくさん実ることへの強い願いが込められています。

病魔や邪気を払う「ねぶり流し」が起源

竿燈まつりのルーツは、江戸時代中期にあたる宝暦年間(ほうれきねんかん:1751年〜1764年頃)にはすでに原型があったとされる、歴史ある行事です。

もともとは、笹竹などに願い事を書いた短冊を飾り、川に流して病魔や邪気を払う「ねぶり流し」という行事でした。「ねぶり」とは、眠気や病気のことを指します。

その後、ろうそくが広く使われるようになったことや、お盆に家の前に飾った提灯などが合わさって、現在のような無数の提灯を掲げる独自のスタイルへと発展したと言われています。

竿燈の種類と大きさ【大若・中若・小若・幼若】

一口に竿燈といっても、実は4つの大きさ・重さの種類に分かれています。一番大きな「大若(おおわか)」は、なんと重さ50kg!これを一人で操るのですから、驚きです。

種類長さ重さ提灯の数
大若(おおわか)12m50kg46個
中若(ちゅうわか)9m30kg46個
小若(こわか)7m15kg24個
幼若(ようわか)5m5kg24個

【2025年】詳細なタイムスケジュール

秋田竿燈まつりは、夜だけでなく昼間にも様々なイベントが開催され、一日中楽しむことができます。ここでは、メインとなる「夜本番」と、日中に行われる「昼竿燈」や関連イベントのスケジュールを詳しく紹介します。

夜本番(竿燈大通り)|8月3日(日)~6日(水)

まつりのクライマックスは、竿燈大通りを舞台に繰り広げられる夜の演技です。スケジュールをしっかり確認して、感動の瞬間を見逃さないようにしましょう。

  • 18:15 交通規制開始
  • 18:50 竿燈入場
  • 19:15 竿燈演技
  • 20:35 ふれあい竿燈
  • 20:50 竿燈退場
  • 21:30 交通規制解除

※6日(水)には、竿燈市民パレードも実施される予定です。
※開始の合図として、18時10分と18時50分に山王中学校グラウンドからのろしが打ち上げられます。

昼竿燈・妙技大会(エリアなかいち)|8月4日(月)~6日(水)

日中は、差し手(さして)たちが竿燈を操る技を競い合う「妙技大会」が開催されます。夜とは違う、真剣勝負の緊張感と妙技を間近で見ることができます。

  • 会場: エリアなかいち にぎわい広場
  • ※雨天時はCNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)に変更予定

【スケジュール】

  • 8月4日(月)・5日(火) 9:00~15:40 予選
  • 8月6日(水) 9:20~15:00 決勝

その他の関連イベント(ウェルカムステージ・体験コーナーなど)

期間中は、会場周辺でさまざまな催しが行われ、お祭りをさらに盛り上げます。

竿燈屋台村・ご当地グルメフェスティバル
秋田の美味しいものが大集合!お祭りグルメを堪能できます。

  • 日時: 8月3日(日)~6日(水) 15:00~21:30
  • 会場: 秋田市役所会場、中央会場、大町イベント広場
  • ※市役所会場では8月2日(土)に前夜祭あり

竿燈体験コーナー
実際にミニ竿燈などに触れることができるチャンスです。

  • 日時: 8月4日(月)~6日(水) 昼頃
  • 会場: 妙技大会会場(エリアなかいち)
  • ※各日先着100名様限定

その他にも、秋田駅前のアゴラ広場では、ミニ竿燈との記念撮影や、地元のアイドルグループなどが出演するウェルカムステージも開催されます。

秋田竿燈まつりの見どころ5選!

秋田竿燈まつりには、訪れる人々を魅了する見どころがたくさんあります。ここでは、特におすすめしたい5つのポイントを厳選してご紹介します。

①【夜】夜空を埋め尽くす光の稲穂!幻想的な竿燈演技

なんと言っても最大の見どころは、夜の竿燈大通りで行われる竿燈演技です。差し手(さして)と呼ばれる男たちが、重さ50kgにもなる「大若」をはじめとする無数の竿燈を、たった一人で持ち上げます。

夜空に揺らめく提灯の灯りが一斉に揺れる様子は、まるで黄金色の稲穂が波打っているかのよう。その美しさと迫力に、きっと息をのむことでしょう。

②【技】息をのむ職人技!5つの「差し手の妙技」を解説

竿燈を操る差し手たちが見せる「妙技(みょうぎ)」にも注目です。竿燈を手のひら、額、肩、そして腰へと巧みに移動させてバランスを取る姿は、まさに職人技。

特に、腰で竿燈を支える「腰」の技はかなりの修練が必要とされ、熟練の差し手が見せるパフォーマンスは、まつりのクライマックスを大いに盛り上げます。

  • 流し(ながし):次の人へ渡しやすくする技
  • 平手(ひらて):力強く見せる基本の技
  • 額(ひたい):額に乗せてバランスを取る技
  • 肩(かた):肩に乗せて安定させる技
  • 腰(こし):腰で支える最も派手な技

③【昼】真剣勝負に手に汗握る!昼竿燈「妙技大会」

夜の幻想的な雰囲気とは一味違い、昼間に行われる「妙技大会」では、差し手たちの真剣勝負を見ることができます。個人戦や団体戦で技の正確さや美しさを競い合う姿は、スポーツ観戦のような興奮と感動があります。

夜本番の前に、ぜひ昼の会場にも足を運んで、彼らの高い技術力をご覧ください。

④【体験】見てるだけじゃもったいない!「ふれあい竿燈」と「竿燈体験」

秋田竿燈まつりは、見るだけでなく実際に参加して楽しめる機会も用意されています。夜本番の演技後には、差し手と交流したり、竿燈に触れたりできる「ふれあい竿燈」の時間があります。

また、昼の妙技大会会場では、子ども用の「幼若」などを実際に持ってみることができる「竿燈体験コーナー」も開催されます。旅の思い出に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

⑤【音】祭りの魂!心に響く「竿燈囃子」

お祭りの雰囲気を最高潮に盛り上げるのが、「竿燈囃子(かんとうばやし)」です。町を練り歩く際の「流し囃子」と、演技中に演奏される勇壮な「本囃子」の2種類があります。

五臓六腑に響き渡るような力強い太鼓の音と、空に抜けるような伸びやかな笛の音色が一体となって、まつりの訪れを告げ、会場の熱気を高めます。

観覧のおすすめスポットはどこ?有料席と無料エリアを解説

圧巻の竿燈演技をどこで見るかは、お祭りを楽しむ上で非常に重要なポイントです。ここでは、有料観覧席と無料エリア、それぞれの特徴について解説します。

ゆったり観るなら「有料観覧席」がベスト!種類と予約方法

場所取りの心配をせず、最高のポジションで竿燈演技を鑑賞したい方には、有料観覧席が断然おすすめです。席はいくつかの種類に分かれており、予算や希望に合わせて選ぶことができます。

【観覧席の種類と料金】

  • 枡席(1枡6名定員):28,000円
  • S席(ひな壇席):4,500円
  • A席(ひな壇席・いす席):4,000円
  • B席(長いす席):3,500円

※料金は大人、子ども同額です。座席を必要としない乳幼児は無料です。

【予約方法】

観覧席の予約は、電話またはFAXで受け付けています。人気の席はすぐに埋まってしまうため、早めの予約が必須です。

  • 予約受付先:観覧席予約センター
  • 電話番号:018-866-9977
  • 受付開始日(2025年)
    • 団体(15名以上):4月18日(金) 午前10時~
    • 個人(14名以下):5月15日(木) 午前10時~

※枡席は申込多数の場合、抽選となりますのでご注意ください。

無料で観覧できる場所と注意点

もちろん、有料観覧席以外でも竿燈まつりを観覧することは可能です。竿燈大通りの歩道などが無料の観覧スペースとなります。

ただし、無料エリアは国内外から多くの観客が訪れるため、毎年大変な混雑に見舞われます。特に演技がよく見える場所は、早い時間から場所取りをする人でいっぱいになります。人の頭で竿燈の下の方が見えづらい場合もありますので、その点は理解しておきましょう。

快適な観覧を最優先するなら有料観覧席を、お祭りの熱気を肌で感じたいなら、混雑を覚悟の上で無料エリアを選ぶのが良いでしょう。

口コミ・評判は?訪れた人の感想

実際にお祭りを体験した人たちの口コミを集めてみました。

アクセス・交通規制・駐車場情報

お祭り当日は、会場周辺で交通規制が実施され、大変な混雑が予想されます。ここでは、会場へのアクセス方法や駐車場の情報について、事前に知っておくべき重要なポイントをまとめました。

会場へのアクセス(電車がおすすめ)

お祭り会場である「竿燈大通り」へのアクセスは、JR秋田駅を利用するのが最も便利です。駅から会場までは、歩いて行くことができます。

  • 最寄り駅:JR秋田駅
  • アクセス:西口から竿燈大通りまで徒歩で約10~15分

当日は周辺道路が非常に混雑するため、自家用車よりも電車などの公共交通機関の利用を強くおすすめします。

【重要】2025年の交通規制情報まとめ

交通規制マップ
画像:公式サイト

まつり期間中、会場周辺では大規模な交通規制が行われます。車で向かう予定の方は、必ず事前に規制エリアと時間を確認してください。

  • 規制期間:2025年8月3日(日)~6日(水)
  • 規制時間:原則として18:15~21:30

【特に注意が必要な場所】

  • 秋田中央道路の出入口は18:00から規制開始
  • 川反もどり竿燈会場は22:00まで規制延長

規制エリアは広範囲にわたります。詳しい交通規制図については、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

駐車場の有無と、満車を避けるための対策

秋田竿燈まつりでは、公式の臨時駐車場は用意されていません。

車で来場する場合は、会場周辺のコインパーキングなどの有料駐車場を利用することになります。

しかし、お祭り当日は早い時間からほとんどの駐車場が満車になってしまいます。駐車場を探して時間をロスしないためにも、できる限り公共交通機関を利用して来場するようにしましょう。

車で行かれる方は、事前に駐車場を予約できる「akippa」で確保しておくと安心ですよ。

屋台情報

お祭りのもう一つの大きな楽しみといえば、やはり屋台で味わうグルメやお土産探しです。秋田竿燈まつりでは、秋田ならではの美味しいものが楽しめるエリアが複数用意されています。

2大グルメエリア「竿燈屋台村」「ご当地グルメフェスティバル」

まつり期間中、会場周辺では大規模なグルメエリアが登場し、多くの人で賑わいます。秋田県産の食材をふんだんに使った料理が楽しめます。

【竿燈屋台村】

  • 秋田市役所会場:8月2日(金)~6日(水)
  • 中央会場:8月3日(日)~6日(水)
  • 開催時間:15:00~21:30
  • ※市役所会場は2日が前夜祭となります。

【ご当地グルメフェスティバル】

  • 会場:大町イベント広場
  • 日時:8月3日(日)~6日(水) 15:00~21:30(予定)

持ち物・服装の注意点

夏の夜のお祭りでは、ちょっとした準備で快適さが大きく変わります。ここでは、秋田竿燈まつりを最大限に楽しむために、あると便利な持ち物や、おすすめの服装についてご紹介します。

これがあれば安心!持ち物チェックリスト

当日は多くの人で混雑し、長時間の滞在になることも考えられます。以下のリストを参考に、準備を整えましょう。

  • 携帯用の扇子やうちわ
  • 汗を拭くためのタオル
  • 急な雨に備える雨具
  • あると便利な敷物
  • スマホ用の予備バッテリー

※観覧の妨げになるため、混雑した場所での日傘や傘の使用は避け、レインコートなどを活用しましょう。

快適に楽しむための服装と靴の選び方

まつりが開催される8月上旬の秋田は、日中暑い日が多いです。汗を吸いやすく、風通しの良い服装がおすすめです。一方で、夜になると少し肌寒く感じることもあるため、薄手の羽織るものを一枚持っていくと安心です。

また、会場内は広く、最寄り駅から歩いたり、立って観覧したりと、歩く時間が長くなります。足が疲れにくい、履き慣れたスニーカーなどの歩きやすい靴を選びましょう。

よくある質問(FAQ)

ここでは、秋田竿燈まつりに関してよく寄せられる質問とその答えをまとめました。お出かけ前の最終チェックとして、ぜひお役立てください。

Q. 竿燈まつりの読み方は?

A. 「かんとうまつり」と読みます。竿燈の「燈」は、提灯の灯りを意味しています。

Q. 雨が降った場合は中止になりますか?

A. 昼間に行われる「妙技大会」は、雨天の場合は会場を屋内の「CNAアリーナ★あきた」に移して実施される予定です。
夜本番については、当日の天候によって実施が判断されます。まつり実施の最終決定を知らせる合図として、当日18時10分にのろしが打ち上げられますので、そちらが開催の一つの目安となります。

Q. 有料観覧席は買ったほうが良いですか?

A. 最高の場所で、場所取りの心配なくゆっくりと鑑賞したい方には、有料観覧席の購入を強くおすすめします。特に初めての方や、ご年配の方、小さなお子様連れの方には、座って観覧できる席があると安心です。

一方で、お祭りの熱気を肌で感じたい方や、費用を抑えたい方は、混雑を覚悟の上で無料エリアで観覧するのも一つの楽しみ方です。

Q. 小さな子供連れでも楽しめますか?

A. はい、楽しめます。お祭りには「幼若(ようわか)」と呼ばれる子ども用の小さな竿燈もあり、多くの子供たちも参加しています。また、昼間にはミニ竿燈に触れる「竿燈体験コーナー」も用意されています。

ただし、夜は大変混雑しますので、お子様から目を離さない、迷子にならないよう十分にご注意ください。有料観覧席を利用すると、座って安全に観覧しやすくなります。

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まとめ|秋田竿燈まつり2025を存分に楽しもう!

270年以上の歴史を誇る秋田竿燈まつりは、幻想的な提灯の光と、力強い差し手の妙技が織りなす感動の夏祭りです。2025年も例年通り、8月3日(日)〜6日(水)に開催予定。夜は圧巻の竿燈演技昼は妙技大会と、時間帯によって異なる楽しみ方ができるのも大きな魅力です。

有料観覧席でゆったりと鑑賞するもよし、無料エリアで臨場感を味わうもよし。竿燈体験や地元グルメも充実しており、子どもから大人まで誰もが楽しめます。

この記事を参考に、見どころをしっかり押さえて、2025年の秋田竿燈まつりを最高の思い出にしてくださいね。

秋田竿燈まつり

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