【2025】五所川原立佞武多|日程・見どころ・観覧席・アクセス完全ガイド

青森の短い夏を、ひときわ熱く、そして勇壮に彩る「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」。高さ23m、ビル7階建てに相当する巨大な山車が「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声とともに街を練り歩く光景は、一度見たら忘れられないほどの迫力です。
「今年こそ行ってみたいけど、何から準備すればいいの?」
「初めてでも楽しめるかな?」
そんなあなたのために、この記事では2025年の五所川原立佞武多の開催日程や見どころ、有料観覧席の情報、アクセス、駐車場まで、知りたい情報をすべて詰め込んだ完全ガイドをお届けします。
この記事を読めば、初めての方でも安心して祭りの計画を立てられ、当日を120%楽しむことができます。さあ、一緒に忘れられない夏の思い出作りの準備を始めましょう。
五所川原立佞武多2025の概要
まずは、2025年に開催される「五所川原立佞武多」の基本的な情報を表で確認しましょう。これさえ押さえておけば、祭りの全体像がすぐに分かります。
正式名称 | 令和7年度 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた) |
---|---|
開催期間 | 2025年8月4日(月) ~ 8月8日(金) の5日間 |
開催時間 | 19:00 ~ 21:00 (予定) |
開催場所 | 青森県五所川原市中心部(約1.3kmの周回コース) |
アクセス | 【電車】JR「五所川原駅」からスタート地点まで徒歩約2分 【車】津軽自動車道「五所川原IC」から市街地方面へ約10分 |
見どころ | ・高さ約23mの巨大な大型立佞武多3台の運行 ・初日(4日)と最終日(8日)の大型立佞武多3台の揃い踏み |
屋台・出店 | あり(15:00~運行終了まで) |
駐車場 | 臨時有料駐車場あり(1台1,000円) |
有料観覧席 | あり |
関連イベント | 第74回五所川原花火大会 日時:2025年8月3日(日) 19:20~21:00 |
公式サイト | 五所川原立佞武多 公式サイト |
開催場所と詳しい運行コース

立佞武多が運行されるのは、五所川原市の中心部です。JR五所川原駅から徒歩約2分の「旧ロータリー交差点」をスタート地点とし、そこから約1.3kmのコースを周回します。
背の高い立佞武多が通るため、コース上の信号機や標識は一時的に移動されたり、折りたたまれたりする特別なつくりになっています。公式サイトの交通規制図で、詳しいコースや観覧場所の参考にすると良いでしょう。
祭りの前夜祭!五所川原花火大会
立佞武多祭りの開幕を告げる前夜祭として、8月3日(日)には「第74回五所川原花火大会」が開催されます。 約5,000発の花火が打ち上げられ、特に幅300mにもわたる「フルワイドスターマイン」は圧巻の迫力です。祭りの前に、まずは花火大会で夏の夜空を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 日時:2025年8月3日(日) 19:20~21:00
- 場所:岩木川河川敷「北斗グラウンド」
※荒天の場合は、8月9日(土)に延期されます。
五所川原立佞武多とは?その歴史と巨大ねぷた復活の物語
五所川原立佞武多の巨大な山車には、ただ大きいだけではない、人々の熱い想いが詰まった感動的な歴史があります。その物語を知ると、祭りがもっと深く、魅力的に感じられるはずです。
一度は姿を消した「立佞武多」
今から100年以上前の明治時代、五所川原では裕福な大地主たちがその力を示すように、競って巨大な「立佞武多」を製作していました。しかし、街を襲った2度の大火で貴重な設計図の多くが焼失。さらに、電線が街中に張り巡らされるようになると、背の高い立佞武多は運行できなくなり、ついにその姿を消してしまいました。
写真一枚から始まった復活プロジェクト
それから約90年。市民のほとんどが巨大な立佞武多の存在を忘れかけていた頃、奇跡が起こります。昔の立佞武多を写した一枚の写真と、精巧な設計図が発見されたのです。これに心を動かされた市民有志が立ち上がり、「あの迫力ある祭りをもう一度自分たちの手で復活させよう!」と、壮大な復活プロジェクトが始まりました。そして1998年、ついに巨大立佞武多は五所川原の街に完全復活を遂げたのです。
「ヤッテマレ!」の掛け声に込められた意味
祭りの間、絶えず響き渡る「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」という威勢の良い掛け声。これは津軽弁で「やってしまえ!」という意味です。この掛け声は、昔の佞武多(ねぷた・ねぶた)同士の喧嘩や、運行の邪魔になるものを「やってしまえ」と威嚇した名残とも言われています。
今では祭りを盛り上げ、人々の心を一つにするための合言葉。ぜひ皆さんも一緒に声を出して、祭りとの一体感を味わってみてください。
【2025年】五所川原立佞武多の見どころ3選
五所川原立佞武多の魅力は数えきれませんが、ここでは「これだけは絶対に見逃せない!」という3つのポイントに絞ってご紹介します。初めて訪れる方は、ぜひこの見どころをチェックしてみてください。
見どころ1:圧巻のスケール!高さ23mの「大型立佞武多」
今日は地元五所川原の立佞武多を開催4日目にして見に行く。今年の新作大型立佞武多は「閻魔」。
— バナナとりんご(花田勝暁) (@h_katinho) August 7, 2024
もうちょっと正面からの写真があって欲しいので、明日再挑戦。 pic.twitter.com/vexhS2JpwY
なんと言っても最大の見どころは、高さ約23m、重さ約19トンにもなる「大型立佞武多」です。その高さは、なんとビル7階建てに相当し、見上げる人の首が痛くなるほどの巨大さ。狭い道を練り歩く姿は、まるで巨大なビルが動いているかのような錯覚に陥ります。
2025年は、以下の3台の大型立佞武多が運行される予定です。
- 暫(しばらく):歌舞伎の人気演目を題材にした、迫力ある表情の立佞武多です。
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと):日本の神話をモチーフにした、勇壮な姿が特徴です。
- 閻魔(えんま):地獄の王をかたどった、少し怖いけれど力強い立佞武多です。
それぞれに物語があり、その表情や装飾の違いを見比べるのも楽しみの一つです。
見どころ2:運行初日と最終日は必見!3台の揃い踏み
まだ時間前だけれど、大型立佞武多が3台揃い踏みしたので撮影。 pic.twitter.com/tYskB0nrum
— かまのすけ (@yuri_kamanosuke) August 4, 2017
「3台の大型立佞武多を一度に写真に収めたい!」という方に絶対おすすめなのが、運行初日の8月4日(月)と最終日の8月8日(金)です。この2日間は、運行開始前の18時30分頃から、スタート地点の旧ロータリー交差点で大型立佞武多3台が勢揃いする「揃い踏み」が行われます。
ライトアップされた3台の巨体が並ぶ光景は、まさに圧巻の一言。記念撮影にはこれ以上ない絶好のシャッターチャンスなので、少し早めに会場へ向かうことをおすすめします。
見どころ3:「囃子方(はやしかた)」が生み出す祭りならではの一体感
五所川原市立佞武多で吉幾三立佞武多を歌っていました。立佞武多の囃子です。 pic.twitter.com/L3V8x8y2L0
— nori (@snori2972) August 4, 2019
立佞武多の迫力をさらに引き立てるのが、笛や太鼓で奏でられるお囃子(おはやし)です。このお囃子を演奏する人たちのことを「囃子方(はやしかた)」と呼びます。
巨大な立佞武多の荘厳な動きに合わせた、ゆったりとしたテンポの五所川原囃子。そして、観客と一体となって響き渡る「ヤッテマレ!」の掛け声。この音と熱気が、祭りの雰囲気を最高潮に盛り上げます。ぜひ、手拍子をしたり、掛け声を真似したりして、祭りならではの一体感を肌で感じてみてください。
観覧方法は?有料観覧席と無料観覧スポット
立佞武多を観覧するには、事前に席を確保する「有料観覧席」と、当日に場所を探す「無料観覧」の2つの方法があります。それぞれの特徴を知って、ご自身のスタイルに合った観覧方法を選びましょう。
昨夜は初日の五所川原の立佞武多をこれまた良い席で見れました…!有料観覧席!!
— HARU (@HARUBARU000) August 4, 2024
大きくて迫力あってめちゃくちゃすごかった☺️
縦長だけじゃなくてねぶたで見た平たいものもあって二度美味しい雰囲気のお祭りだった…! pic.twitter.com/LOpKqJ54R2
ゆったり観るなら「有料観覧席」がおすすめ
「人混みを避けて、座ってゆっくり観覧したい」「場所取りの心配をしたくない」という方には、有料観覧席が断然おすすめです。特に、小さなお子様連れの方やご年配の方と一緒の場合、安心して祭りを楽しめます。
有料観覧席は、複数の団体がそれぞれ販売しており、場所や料金、特典(お土産付きなど)が異なります。以下に一覧をまとめましたので、比較検討の参考にしてください。
販売元 | 料金(1名あたり) | 備考 | お問い合わせ先 |
---|---|---|---|
(株)五所川原エフエム | 3,300円 / 3,500円 | 観覧席のみ提供 | 0173-34-3311 |
大町町内会 | 3,300円 | 観覧席のみ提供 | 080-5571-4347 |
まちなか五所川原 | 3,500円 | 観覧席のみ提供 | 0173-33-6338 |
珈琲詩人 | 3,500円 | 観覧席のみ提供 | 0173-33-1584 |
モホドリ蒸留研究所 | 4,500円 / 5,000円 | お土産付き | 0173-23-5805 |
平山文具店 | 1,000円 | 観覧席のみ提供 | 090-9633-5697 |
※上記は令和7年度の販売予定情報です。席数には限りがあり、売り切れ次第終了となります。
※予約方法や詳細については、必ず各販売元に直接お問い合わせください。
無料で楽しめる!おすすめ観覧スポットと注意点
有料観覧席を購入しなくても、運行コース沿いの歩道から無料で観覧することが可能です。自由に場所を選べるのが魅力ですが、良い場所は早くから混雑します。
【おすすめの観覧エリア】
- 交差点の角:立佞武多が方向転換する迫力ある場面が見られます。
- 道幅の狭い場所:立佞武多の巨大さをより間近で体感できます。
【無料観覧の注意点】
- 場所取りはマナーを守る:長時間の無人での場所取りは避けましょう。
- 立ち止まらない:安全のため、立ち止まりが禁止されているエリアもあります。
- 安全確保を最優先に:混雑する場所では、お子様から目を離さないようにしましょう。
- 車道に出ない:大変危険ですので、観覧は必ず歩道からお願いします。
公式サイトで公開される交通規制図などを参考に、事前に観覧場所の目星をつけておくと当日スムーズです。
祭りの楽しみ方|屋台グルメ・持ち物・服装
巨大な立佞武多の観覧だけでなく、祭りならではの雰囲気やグルメも楽しみたいですよね。ここでは、祭りをさらに満喫するためのポイントや、事前の準備について解説します。
腹ごしらえも万全!屋台・飲食エリア情報
立佞武多
— Re:y00 (@y00_re) August 6, 2019
実は今回初めてみました
屋台の手羽餃子
めっちゃ美味しかったよ\(*Ü*)/☆#夏祭り pic.twitter.com/HCFkT6LjJR
祭り期間中、運行コース内には飲食エリアが設けられ、たくさんの屋台やキッチンカーが出店します。祭り開始前の15時から運行終了まで営業しているので、早めに会場に着いて腹ごしらえをしておくのがおすすめです。
特に「めじゃ〜ストリート」や「めじゃ〜パーク」と呼ばれるエリアには多くの店が並び、活気に満ちています。焼きそばやかき氷といった定番グルメはもちろん、地元の食材を使ったメニューに出会えるかもしれません。
- 営業時間:15:00~21:00頃
- 主な場所:本町通り、柳町有料観覧席裏など
16時から18時にかけては様々なイベントも開催される予定なので、立佞武多の運行が始まる前の時間も楽しめます。
初めてでも安心!あると便利な持ち物リスト
快適に祭りを楽しむために、あると便利な持ち物をリストアップしました。特に初めて参加する方は、ぜひ参考にしてください。
- レジャーシート:歩道で座って待つ場合に便利です。
- ウェットティッシュ:屋台グルメを食べるときに役立ちます。
- モバイルバッテリー:写真撮影や連絡で意外と電池を消耗します。
- 虫除けスプレー:特に河川敷の花火大会ではあると安心です。
- うちわ・扇子:待ち時間の暑さ対策に。
- 羽織るもの:夜は少し肌寒く感じることもあるためです。
- 雨具(折りたたみ傘など):突然の雨に備えておくと万全です。
- 小銭:屋台での支払いがスムーズになります。

当日のおすすめの服装・履物
服装に決まりはありませんが、夏の夜のイベントを快適に過ごすためのポイントがあります。
【服装】
日中は暑いためTシャツなど軽装で問題ありませんが、夜は気温が下がることも。温度調整ができるように、薄手のパーカーやカーディガンなど、羽織れるものを一枚持っていくと安心です。お祭りの雰囲気を楽しむために浴衣を着るのも素敵ですが、人混みで動きにくかったり、着崩れたりすることもあるので注意しましょう。
【履物】
これが最も重要なポイントです。会場内は広く、長時間歩き回ることが予想されます。また、人混みで足元が不安定になることも。安全のためにも、履き慣れたスニーカーが絶対におすすめです。ヒールの高い靴や、脱げやすいサンダルは避けた方が賢明です。
会場へのアクセス・駐車場・交通規制

祭り当日は、会場周辺で大規模な交通規制が実施され、大変混雑します。事前にアクセス方法と駐車場情報をしっかり確認し、時間に余裕を持って行動することが大切です。ここでは、公共交通機関と車のそれぞれのアクセス方法について詳しく解説します。
電車(公共交通機関)でのアクセス
会場のスタート地点は、JR五能線「五所川原駅」および津軽鉄道「津軽五所川原駅」から徒歩約2分と、非常にアクセスしやすい場所にあります。渋滞や駐車場の心配がないため、電車での来場が最もスムーズでおすすめです。
祭り期間中は、運行時間に合わせた臨時列車も運行される予定です。帰りも安心してお祭りを楽しめます。
- JR東日本:弘前方面への臨時列車が運行予定です。
- 津軽鉄道:津軽中里方面への臨時列車が運行予定です。
※時刻表の詳細は、例年7月頃にJR東日本および津軽鉄道の公式サイトで発表されます。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
車でのアクセスと交通規制情報

車で来場する場合は、津軽自動車道「五所川原IC」から市街地方面へ約10分です。ただし、祭り当日は交通規制に十分注意する必要があります。
【交通規制】
- 規制時間:17:45~21:00頃(一部エリアは18:45から)
- 規制エリア:運行コースとその周辺道路
【最も重要な注意点】
交通規制が始まると、規制エリア内の駐車場からは車の出し入れが一切できなくなります。「祭りが終わったから先に帰る」ということができないため、車で来場する際は、必ず21時の規制解除まで滞在する計画を立ててください。
詳しい規制情報は、公式サイトで公開される交通規制図で必ず確認しましょう。
車で行かれる方は、事前に駐車場を予約できる「akippa」なども検討しておくと安心です。
臨時・民間駐車場まとめ|料金・予約の有無

会場周辺には、祭りのための臨時駐車場や民間の有料駐車場が用意されます。ただし、駐車できる台数には限りがあるため、早めの行動を心がけましょう。
【臨時駐車場】
- 岩木川河川敷 臨時駐車場:約500台 / 1台1,000円
- プラザマリュウ 臨時駐車場:約120台 / 1台1,000円
【民間有料駐車場(一部)】
駐車場名 | 駐車可能台数(目安) |
---|---|
新岡有料駐車場 | 10台 |
成栄 | 15台 |
川端町駐車場 | 15台 |
吉幾三コレクションミュージアム | 20台 |
コインパーキング タケマル | 30台 + 23台 |
※駐車台数は目安であり、変更になる可能性があります。
※いずれの駐車場も予約はできず、先着順となります。
※満車になる可能性が高いため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。
小さなお子様連れで楽しむためのポイント
「子どもと一緒に立佞武多を見せてあげたいけど、人混みが心配…」と感じる親御さんは多いのではないでしょうか。ここでは、小さなお子様連れでも安心して祭りを楽しむための、具体的なポイントや注意点をご紹介します。
迷子対策とトイレの場所
【迷子対策】
大勢の人が集まる場所では、一瞬の油断が迷子につながる可能性があります。以下の対策を徹底しましょう。
- お子様から絶対に目を離さない、手をつなぐ。
- 万が一に備え、名前や連絡先を書いた迷子札を持たせる。
- 「もしはぐれたら、ここのお店の前」など、目立つ場所を待ち合わせ場所に決めておく。
【トイレの場所】
運行コース沿いには、複数の仮設トイレが設置されます。また、まつり案内所や「立佞武多の館」などの常設トイレも利用可能です。ただし、どこも非常に混雑することが予想されるため、運行が始まる前に、早めに済ませておくのが鉄則です。おむつ交換台は数が限られるため、車の中や宿泊先で済ませておくと安心です。
ベビーカーは使える?
結論から言うと、運行時間中のメインストリートでベビーカーを使用するのは、かなり難しいと考えた方が良いでしょう。道は観客で埋め尽くされ、思うように進めない可能性が高いです。
可能であれば、抱っこ紐を持参することを強くおすすめします。どうしてもベビーカーが必要な場合は、比較的空いている運行開始前の早い時間帯に利用したり、混雑の少ない少し離れた場所で観覧したりするなどの工夫が必要です。
休憩場所について
子どもが疲れてしまった時のために、休憩できる場所も考えておきましょう。屋台が出店する「めじゃ〜パーク」などにはイートインスペースが設けられることがあります。また、運行コースから一本裏の通りに入るだけでも、人混みは少し和らぎます。
有料観覧席を利用するのも、座って休憩できる場所を確実に確保できるという点で、お子様連れには大きなメリットになります。
遠方からでも安心!会場周辺のおすすめホテル・宿泊施設

「祭りを最後まで楽しんで、ゆっくり泊まりたい」という遠方からお越しの方のために、会場周辺の宿泊施設についてご紹介します。ただし、祭り期間中の宿の予約は大変な激戦区。計画が決まったら、一日でも早く予約することをおすすめします。
会場まですぐ!五所川原市内のホテル
祭りの余韻に浸りながら、すぐにホテルに戻れるのが五所川原市内泊の最大のメリットです。交通規制や帰りの時間を気にせず、心ゆくまで祭りを楽しめます。
会場周辺には、ビジネスホテルから温泉旅館、個性的な民泊施設まで様々なタイプの宿があります。
- ホテルサンルート五所川原:会場に近く、アクセス抜群です。
- パークイン五所川原エルムシティ:ショッピングセンターに隣接しており便利です。
- 五所川原温泉ホテル:温泉で旅の疲れを癒せます。
- 民泊宿屋 PittINN:ユニークな多様なタイプが魅力です。
これらの施設は非常に人気が高く、数ヶ月前から予約で埋まり始めるため、早めの行動が必須です。
近隣エリアの宿泊施設も選択肢に
五所川原市内で宿が取れなかった場合でも、諦める必要はありません。車や電車で少し移動すれば、近隣の市町村にも魅力的な宿泊施設がたくさんあります。
- つがる市:温泉宿や地球村など、特色ある施設があります。
- 鯵ヶ沢町(あじがさわまち):日本海に面したリゾートホテルが人気です。
- 鶴田町(つるたまち):温泉施設が充実しています。
- 弘前市:五所川原市までJRで約50分。ホテルの選択肢が格段に増えます。
移動時間はかかりますが、観光も兼ねて少し足を延ばしてみるのも良いでしょう。予約の際は、五所川原市までの最終的な移動手段と所要時間も合わせて確認しておくと安心です。
※宿泊施設の予約は、各施設の公式サイトや大手旅行予約サイトなどからご確認ください。
よくある質問(Q&A)

ここでは、五所川原立佞武多に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。お出かけの前に最終チェックをして、不安や疑問を解消しておきましょう。
Q. 雨が降った場合は中止になりますか?
A. 多少の雨であれば、祭りは決行されます。ただし、雨が強くなると、運行する山車の台数が減ることがあります。
また、雨よりも影響が大きいのが「風」です。立佞武多は非常に背が高いため、強風の場合は安全を第一に考え、中止と判断されることがあります。中止が決定した際は、広報車や地元のラジオ放送(FMごしょがわら)などで知らされます。
Q. 車椅子での観覧はできますか?
A. はい、可能です。運行コース沿いには、車椅子をご利用の方のための専用観覧場所が設けられています。空き状況や詳しい場所については、事前に五所川原市観光協会へお問い合わせください。
また、観光協会では車椅子の貸し出しも行っていますが、台数に限りがあるため、こちらも事前の問い合わせが必要です。
【お問い合わせ先】
(一社)五所川原市観光協会:0173-38-1515
Q. 祭りの様子はどこかで中継されますか?
A. 地元のコミュニティFM「FMごしょがわら(76.7MHz)」が、祭りの様子や交通情報などを詳しく放送しています。現地で情報を確認したい場合に非常に役立ちます。
また、FMごしょがわらはインターネットのサイマル放送(JCBAインターネットサイマルラジオ)にも対応しているため、スマートフォンやパソコンがあれば、全国どこからでも祭りの雰囲気を楽しむことができます。
周辺のスポット
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まとめ
今回は、2025年の「五所川原立佞武多」について、その歴史から見どころ、アクセス方法、楽しみ方のコツまで、詳しくご紹介しました。
高さ23mの巨大な立佞武多が目の前に迫る迫力、街中に響き渡る「ヤッテマレ!」の掛け声と熱気。これらは、写真や映像だけでは決して味わうことのできない、現地だからこそ体感できる特別な感動です。
この記事を参考に、しっかりと準備を整え、ぜひ五所川原の熱い夏を体感しに出かけてみてください。きっと、あなたの心に深く刻まれる、忘れられない夏の思い出になるはずです。



