【2025】たてもん祭り|(日程・見どころ・屋台)をサクッと確認!

富山県魚津市で開催される「たてもん祭り」は、300年以上の歴史を持つ伝統行事で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
夜空に輝く提灯と巨大な曳山が織りなす幻想的な光景は、まさに夏の風物詩。
毎年多くの観光客が訪れるこの祭りの魅力を、見どころからアクセスまで詳しくご紹介します。
お祭り全体をチェックするならこちら!

開催概要|たてもん祭り2025
イベント名 | 第56回 じゃんとこい魚津まつり「たてもん祭り」 |
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開催日 | 2025年8月1日(金)・2日(土) ※曳き回しは両日20:30頃~予定(雨天中止) |
開催可否の決定 | 当日16:00に決定(最終18:00) |
会場 | 諏訪神社周辺(富山県魚津市諏訪町1-16) |
アクセス | ・あいの風とやま鉄道「魚津駅」から徒歩約20分 ・富山地方鉄道「電鉄魚津駅」から徒歩約15分 ・北陸自動車道「魚津IC」から車で約10分 |
お問い合わせ | 魚津市商工観光課(TEL: 0765-23-1025) |
公式サイト | 魚津市観光案内【公式】たてもん祭り |
※2025年の内容は6月19日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
見どころ・プログラム|たてもんの曳き回し
たてもん祭りの最大の見どころは、提灯をまとった巨大な曳山「たてもん」の曳き回しです。高さ約16m・重さ約5t・90個以上の提灯を吊るした船型の曳山が、80~100人の若者たちの掛け声とともに街を進む様子は圧巻。
祭りは8月1日(金)・2日(土)の両日、20:30頃からスタート。7基のたてもんが諏訪神社を目指して集結し、境内では迫力満点の「回転奉納」が行われます。お囃子が響き渡る中、曳山が勢いよく回転する様子は、訪れる人の心を揺さぶります。
有料席情報|たてもん祭りを特等席で
たてもん祭りは、迫力を間近で楽しめる有料観覧席が用意されています。席数には限りがあるため、早めの予約が必須です。
- たてもん祭り観覧席(諏訪神社境内)
・料金:3,000円(税込)
・席数:限定40席
・特典:オリジナル木札、魚津米、ペットボトル水、お守り、駐車場付き
・支払い方法:事前現金払い(当日販売・オンライン決済なし)
有料席は「たてもん保存会」にて販売されます。公式サイトの専用フォームまたは電話申し込みとなるため、詳細は公式情報をご確認ください。
口コミ・評判|たてもん祭りに行った人の感想
たてもん祭りに実際に訪れた方からは、「迫力がすごい」「提灯の灯りが幻想的」「魚津の夏の思い出にぴったり」など、毎年多くの感動の声が寄せられています。
たてもん祭り二日間無事に終了しました!
— 松本 愛 (@_aitaro93) August 3, 2024
地元魚津のお祭りに毎年お声がけいただけること、本当に感謝です。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている魚津が誇るお祭りがずっとずっと続いていきますように。
じゃんとこい魚津まつりはまだまだ続きます!明日以降も皆さんお楽しみに✨ pic.twitter.com/bwupkERfcY
たてもん祭りめっちゃ楽しそう
— フィッツくん【自称】北陸ご当地キャラクター (@FIT3ken) August 3, 2024
\U^ェ' U/ワンダフルー!
乗ってる人は目回らんのかな?#ユネスコ無形文化遺産#富山県#魚津市 pic.twitter.com/g3UdI3md7G
つい先程帰宅したのですが地元のユネスコ無形文化財に登録されているたてもん祭りのたてもんを縄で引く作業を親戚の手伝いとして参加してきた。引いて海岸通りの端まで行きそこから神社前まで戻り2枚目の動画の様に回します。そしてスタート地点まで戻り終了。とても汗だくになり貴重な体験でした。 pic.twitter.com/r1XbuSDQJh
— かぷつん@日々邁進是精進。 (@kenji_nana03) August 2, 2024
屋台・グルメ情報|地元グルメと定番メニューも充実
【UO! JAZZ開催中】
— 魚津市 (@uozu_city) August 5, 2023
現在、海の駅蜃気楼前特設会場でジャズフェスを開催しています。
国内外で活躍中のアーティストや19:40からスタートする打上花火は必見です!⁰魚津が誇る海を目の前に、心地よいジャズの音と屋台を楽しみましょう! pic.twitter.com/YBEEqaZyvs
たてもん祭りの期間中は、諏訪神社周辺や海の駅蜃気楼前などを中心に多くの屋台が立ち並び、お祭り気分を盛り上げます。
焼きそば、たこ焼き、かき氷、唐揚げなどのお祭り定番メニューに加え、地元富山の味覚が楽しめる屋台も登場することがあります。白エビの天ぷらや魚津名物を扱う店も見かけるかもしれません。
たてもんの曳き回しに備えて、早めに腹ごしらえをしておくのがおすすめです。特に夕方〜夜は混雑するため、余裕を持って屋台エリアを回ると安心です。
アクセス・駐車場・交通規制|たてもん祭りへの行き方
電車でのアクセス
- あいの風とやま鉄道「魚津駅」から徒歩約20分
- 富山地方鉄道「電鉄魚津駅」から徒歩約15分
車でのアクセス
- 北陸自動車道「魚津IC」から会場まで約10分(約3km)
駐車場情報
祭り期間中は市内に臨時の無料駐車場が開設されますが、数に限りがあるため早めの到着がおすすめです。周辺のコインパーキングも併せてチェックしておくと安心です。
交通規制について

会場周辺では両日とも夕方から夜間にかけて車両通行止めなどの交通規制が行われます。詳細は公式サイトに掲載される「交通規制マップ」をご確認ください。
周辺のおすすめホテル・宿泊情報|魚津駅近くで便利に滞在
たてもん祭りを存分に楽しむなら、魚津市内に宿泊するのがおすすめです。駅チカのホテルなら移動もスムーズで、祭りの余韻にひたったままゆっくり休めます。以下のホテルはアクセス・快適さともに高評価です。
スカイホテル魚津
魚津駅から徒歩すぐ。ビジネス利用から観光まで幅広く対応した便利なホテルです。
ホテルグランミラージュ
ゆったりした客室と充実の設備で、ワンランク上の滞在を楽しみたい方に最適。
金太郎温泉 光風閣
少し足を伸ばせば天然温泉付きの人気宿。旅の疲れを癒したい方におすすめです。
祭り当日は周辺の宿が混み合うため、早めの予約が安心です。
持ち物・服装の注意点|夏の夜でも油断せず準備を
たてもん祭りは海沿いで開催されるため、日中は暑くても夜は肌寒く感じることがあります。また、人混みや長時間の移動に備えて、快適に過ごせる服装と持ち物を準備しておきましょう。
- 羽織るもの:海風が冷たいこともあるため、軽めの上着があると安心
- 歩きやすい靴:長時間の徒歩移動や混雑を想定してスニーカーがおすすめ
- 虫除けスプレー:夜の屋外イベントでは虫対策も必須
- レジャーシート:休憩や花火観覧時に便利
- 飲み物:熱中症・脱水対策に必携(ペットボトル飲料)
- モバイルバッテリー:写真撮影や地図確認などでスマホの充電切れを防止
- うちわ・扇子:暑さ対策&雰囲気を楽しむ小道具としても◎
よくある質問(FAQ)
Q. ボランティアとして参加できますか?
A. はい。「たてもん協力隊」として曳き手ボランティアを募集しています。参加者にはオリジナルTシャツやお守りなどの特典も。詳細は魚津市教育委員会 生涯学習課へお問い合わせください。
Q. 花火は上がりますか?
A. はい。2025年は8月2日(土)19:40〜20:20に「海上花火大会」が開催予定です。約2,000発の花火が海の駅蜃気楼周辺から打ち上げられます。荒天時は8月4日(月)に順延、4日も中止の場合は開催されません。

Q. 雨が降った場合、祭りはどうなりますか?
A. 雨天時は中止となる場合があります。開催の可否は当日の16:00(最終18:00)に決定され、公式サイトやSNSで発表されます。
Q. 小さな子ども連れでも楽しめますか?
A. はい。ただし夜間開催かつ混雑が予想されるため、ベビーカー利用や早めの移動・宿泊を検討するのがおすすめです。
Q. 会場にトイレや休憩所はありますか?
A. 諏訪神社や海の駅蜃気楼を中心に仮設トイレ・休憩スペースが設けられる予定です。
たてもん祭りの歴史|300年続く伝統行事
たてもん祭りの起源は江戸時代・享保年間(約300年前)に遡ります。漁師たちが豊漁と海上安全を祈願し、獲れた魚を高く積み上げて神に捧げたのが始まりとされ、やがてその形が変化し、現在のような巨大な曳山へと発展しました。
たてもんは、船形の山車に90個以上の提灯を吊るした巨大な構造物で、高さは約16m、重さは約5tにもなります。これを車輪のない“そり台”に乗せ、80~100人の若者たちが力を合わせて曳き回す姿は壮観です。
この祭りは、1997年に「国の重要無形民俗文化財」に指定され、さらに2016年には「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されました。地域の誇りとして守り継がれている、世界にも認められた祭礼なのです。
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まとめ
富山県魚津市の誇る「たてもん祭り」は、300年以上の伝統と迫力ある曳き回しを楽しめる、日本を代表する夏祭りです。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されたこの行事は、歴史と熱気、地域の誇りが詰まった特別な体験となるでしょう。2025年の夏は、ぜひ魚津を訪れて、たてもんの回転奉納を体感してみてください。
アクセスや有料席、宿泊情報を事前にチェックし、準備万端で夏の思い出をつくりましょう。

